この再戦は、シュートよりもポゼッションが勝負を分けそうです。群馬は10月上旬、ここで11点差の勝利を収めました。ボールを大切にし、フリースローを重ねる展開に持ち込み、しかもベストのウイングクリエイターを欠いていました。琉球はホームで2試合続けて大勝していますが、相手はいずれも守備の弱いチームでした。初戦で敗因となった課題も解消されていません。琉球がホームで続けている3ポイントシュートの好調さで、ターンオーバーとフリースローの争いで再び後れを取る分を補えるかがポイントです。
群馬の勝ちパターンはシンプルです。直近5試合のターンオーバーは9〜13回に抑え、相手には11〜14回を強いています。カイル・ブラックシアーとトレイ・ジョーンズはファウルを誘う力があり、前回の対戦ではチームで26本のフリースローを獲得。ブラックシアーはすべて決めました。琉球はその逆で、滋賀との2試合では19回、18回、群馬戦では14回ターンオーバーを犯しています。フリースロー成功率も約68%にとどまり、ホームでファウルを多くもらう試合でも、得点を取りこぼしています。
前回の対戦からの最大の変化はスタンリー・ジョンソンです。前回は欠場しましたが、その後の直近3試合ではいずれも長い時間プレーし、3ポイントシュートも多く決めながら20点台を記録しています。琉球は今季まだ彼と対戦しておらず、ヌワバとケビン・ジョーンズは対応にかなりのエネルギーを使うことになりそうです。琉球に加わったのは、リバウンド要員として川真田紘也がベンチから約14分出場することくらいです。群馬はジョンソン不在の沖縄で、すでにリバウンド争いを制しています。
琉球にも勝機はありますが、シュート力にかかっています。滋賀とアルティーリを相手にした直近2回のホームゲームでは、3ポイントシュートを14本、15本沈めました。一方、群馬は最近の2敗で外角の守備にほころびを見せています。ただ、この会場で両チームが前回対戦した際、群馬は琉球を3ポイントシュート成功8本に抑えました。また、琉球のターンオーバーの多さは、プレッシャーをかけてくるチームとの対戦で再び顔を出す傾向があります。
琉球がホームで立ち上がりから勢いに乗り、群馬が後半に追加のポゼッションとフリースローで差を広げる展開を予想します。前回ここで、群馬が第3クォーターを10点差で制した流れに近い形です。群馬が敵地で明確な点差をつけて勝つ方に賭けます。