マッカビ・テルアビブBCはアウトサイドからの攻めが極度に低調なため、インサイドの得点とピック&ロールからの展開に大きく依存しています。一方のオリンピア・ミラノは各クォーターで安定して得点を重ねるバランスの良い攻撃を見せているものの、最近はリードを守り切れない試合が続いています。この一戦の焦点は、試合序盤におけるマッカビの脆さと、復帰したミラノの司令塔陣とのぶつかり合いになります。
勝負の鍵を握るのは、ミラノのレアンドロ・ボルマロ、コール、マルコ・グドリッチの復帰であり、これによってバックコートの層の厚さと試合を組み立てる力が一気に甦ります。相手ガード陣に大量得点を許してきたマッカビの外郭ディフェンスにとっては厳しい試練となるでしょう。反対側では、外からのシュート力を補うため、ソーキンやホードといったマッカビのインサイド陣が、ピータースやブッカーを相手にペイントエリアの攻防を制しなければなりません。
さらにマッカビは、ユーロリーグでの出足の悪さから士気が落ちており、ベオグラードの中立地での開催となるため実質的なホームコートアドバンテージもありません。試合のペースを上げたいミラノが、第1クォーターで大きなビハインドを背負いがちなマッカビを相手に、序盤から主導権を握ると見られます。マッカビも後半にインサイドからの得点で挽回を試みるでしょうが、ミラノのアウトサイドシュートが構造的なクッションとなって差を守るはずです。こうした理由から、私はオリンピア・ミラノの勝利を予想します。