数字上の印象ほど、実力差は大きくない2試合です。シカゴ対バンクーバーは、代表招集で両チームとも戦力を欠くなか、シカゴも簡単には負けていません。メキシコ対チリは、ホームでめったに負けないメキシコと、アウェーで苦戦が続くチリの対戦です。ただし、メキシコも最近の調子は不安定です。
シカゴ・ファイアー対バンクーバー・ホワイトキャップス:数字ではバンクーバーが上回り、xGは得点が約2.1、失点が0.9で、西地区首位です。ただ、前節のDC戦では代表招集などで10人を欠き、3-3で引き分けました。今回も中盤と守備陣に欠場者が出ています。シカゴは直近10試合で敗れたのは2試合だけで、直近7試合では4試合が引き分けです。正GKが代表招集で不在のなか、シャーロット戦を1-0で制しました。GK不在は明らかな痛手ですが、前回はそれでも勝ち切っています。
メキシコ対チリ:チリは直近20試合のアウェー戦で11試合中2勝にとどまり、22失点しています。直近ではアメリカに2-4、カナダに0-1で敗れました。アメリカ戦ではシュート17本、枠内8本を記録しており、メキシコより4日長い7日間の休養を経て臨みます。一方のメキシコは、直近20試合のうち11試合で無失点を記録し、この期間のホーム16試合では敗戦がわずか3試合です。ワールドカップではxGが得点1.2、失点0.5でした。
メキシコはラファエル・マルケス新監督のもと、ホームで1-1の引き分けが2試合続いています。そのうち1試合は大本命として臨んだペルー戦で、さらにアメリカに0-3で敗れました。今回の選択は、メキシコが今好調だからではなく、チリのアウェー成績とメキシコのホームでの強さを根拠にしています。
共通しているのは、どちらの試合も、見出し上の評価で勝る側とは別のチームに、今回の条件に限ればより強い根拠があることです。