【26-27 NBA】フィラデルフィア・セブンティシクサーズ vs シカゴ・ブルズ 分析・プレビュー 試合開始:11月3日 09:30(日本時間)
フィラデルフィア・セブンティシクサーズの6勝1敗とシカゴ・ブルズの1勝5敗から勝敗の方向性は見えてきますが、点差までは読み切れません。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは相手のボールを奪い、接戦を制してきました。一方、シカゴ・ブルズには相手のリバウンドの弱さを突く攻撃があります。
1. 試合概要と両チームの現状
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、タイリース・マキシーの得点とアンファニー・サイモンズのベンチからの攻撃力を生かし、第4クォーターに試合をひっくり返したり、勝利を締めくくったりしています。直近3試合はいずれも5点差で勝利し、インディアナ・ペイサーズ戦とシャーロット・ホーネッツ戦では、第4クォーターをそれぞれ39-21、32-21で上回りました。フィールドゴール効率やリバウンドで相手を下回りながら勝ち星を重ねている理由は、ポゼッションの差にあります。1試合平均ターンオーバーは12.7回と相手の17.3回より少なく、スティールは9.6回です(データセンター)。シャーロット・ホーネッツ戦ではターンオーバーをわずか8回に抑え、相手から18回奪いましたが、勝利は5点差でした。ボールを多く確保できても、大差で勝てるとは限りません。
ジョエル・エンビードの出場可否は、ゴール下の戦い方を左右します。エンビードとレブロン・ジェームズがともに欠場したシャーロット・ホーネッツ戦では、アデム・ボナが先発センターを務め、チームのリバウンドは36本でした。エンビードは右足底筋膜の管理のため、出場が不透明です。今季の欠場2試合はいずれも連戦の2日目でした。今回は試合の前後に休養日がありますが、出場するかは最終発表次第です(シクサーズ・ワイヤー、現地11月1日)。
ティアゴ・スプリッター監督の就任1年目を迎えたシカゴ・ブルズは、ニック・クラクストンがプレシーズンから欠場する中、ゴール下の守備に苦しんできました。スポーツ・イラストレイテッドは、スプリッター監督の守備システムがクラクストンのリムプロテクトを前提としていると分析しています(現地11月1日)。シカゴ・ブルズは第1クォーターで平均11.4点のビハインドを背負い、ボストン・セルティックスとのアウェー戦では、第1クォーターに2ポイントシュート15本中13本を決められました(データセンター)。クラクストンは全体練習に初めて参加したものの、出場は難しいとされ、監督は状態を見守ると話しました(ヘビー、現地11月2日)。攻撃ではノーマン・パウエルとケイレブ・ウィルソンが得点し、ジェイレン・スミスとウィルソンがオフェンスリバウンドで追加のチャンスを作っています。
2. マッチアップ分析
最初のポイントは、シカゴ・ブルズのターンオーバーがフィラデルフィア・セブンティシクサーズの追加攻撃につながるかです。シカゴ・ブルズは1試合平均17.7回のターンオーバーを犯し、ボストン・セルティックス戦では16回のターンオーバーから21点を失いました(データセンター)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズがシャーロット・ホーネッツ戦のように自分たちのミスを抑え、相手のボールを奪えれば、マキシーのドライブやブイジェイ・エッジコムのアウトサイドシュートの機会が増えます。シカゴ・ブルズがジョシュ・ギディーのパスで安定してボールを運べれば、勝負の焦点はフィラデルフィア・セブンティシクサーズが劣勢にあるリバウンドに移ります。
2つ目のポイントは、両チームが異なる形でゴール下から得点する展開です。フィラデルフィア・セブンティシクサーズの1試合平均リバウンドは40.9本で、相手の49.3本を下回っています。シカゴ・ブルズはボストン・セルティックス戦でオフェンスリバウンドを20本奪い、25点につなげました(データセンター)。エンビードが出場すれば、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはディフェンスリバウンドを確保する人数を増やせますが、欠場ならボナらがシカゴ・ブルズのセカンドチャンスを防がなければなりません。反対側では、クラクストンの出場が難しいシカゴ・ブルズのリムをマキシーが攻めます。シカゴ・ブルズは相手に1試合平均31.2本のフリースローを許しています(データセンター)。一方のセカンドチャンスと、もう一方のドライブやフリースローが、得点を取り合う展開につながる可能性があります。
第4クォーターを迎える時点の点差も、見通しを左右します。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、インディアナ・ペイサーズ戦とシャーロット・ホーネッツ戦で、いずれもビハインドで第4クォーターに入りながら逆転しました。シカゴ・ブルズはニューヨーク・ニックス戦で第3クォーターに19点リードしていましたが、第4クォーターにターンオーバー4回から11点を失い、リードを手放しました(データセンター)。攻撃リバウンドで優位に立っても、終盤までボールを守る必要があるのはそのためです。逆にフィラデルフィア・セブンティシクサーズが早い段階でリードすれば、シカゴ・ブルズがフリースローやセカンドチャンスで点差を縮める可能性があります。
3. 最終判断と結論
フィラデルフィア・セブンティシクサーズがシカゴ・ブルズのターンオーバーをポゼッションの優位につなげ、第4クォーターにマキシーとサイモンズの得点で勝利すると予想します。ただし、リバウンドで劣勢にあり、フィールドゴール効率も低いため、点差は10点前後にとどまる可能性が高いです。シカゴ・ブルズの試合で合計得点が高くなっているのは、相手が多く得点した結果も含まれています。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは7試合中5試合で両チーム合計220点以下だったため、合計得点はシカゴ・ブルズの直近の試合より低くなると見ます(データセンター)。
市場は成績の差とシカゴ・ブルズの失点を根拠に、フィラデルフィア・セブンティシクサーズの大勝を予想しています。勝敗の方向性には同意しますが、勝ち幅は小さいと見ています。フィラデルフィア・セブンティシクサーズはシャーロット・ホーネッツをターンオーバー8-18で上回りながら、勝利は5点差でした。シカゴ・ブルズにはオフェンスリバウンドやフリースローで得点を重ねる手段があります。エンビードが出場すれば、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは相手の追加攻撃を抑え、さらに点差を広げられる可能性があります。欠場なら、シカゴ・ブルズがセカンドチャンスで点差を縮める可能性が高まります(シクサーズ・ワイヤー、現地11月1日・データセンター)。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売ライン】 勝敗:勝ち — シカゴ・ブルズのターンオーバーは1試合平均17.7回で、クラクストン不在のゴール下も、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのスティールやマキシーのドライブにとって好材料です。シカゴ・ブルズは第4クォーターにリードを守り切った試合がありません。 ハンデ -12.5:負け — フィラデルフィア・セブンティシクサーズは有効フィールドゴール率49.3%、リバウンド40.9本対49.3本と、ポゼッションの差で勝てても圧倒できるチームではありません。シカゴ・ブルズはオフェンスリバウンド、平均34.7本のフリースロー、14人のローテーションで点差を縮めます。 合計得点 241.5:アンダー — シカゴ・ブルズの試合で合計得点が高いのは、相手も多く得点しているためです。今日の相手は有効フィールドゴール率49.3%で、相手に1試合平均17.3回のターンオーバーをさせて攻撃回数を減らすフィラデルフィア・セブンティシクサーズです。