アル・ガラファとアル・カーディシーヤ(サウジアラビア)は、前線の選手へボールを届ける手段をいくつも持っています。直近の無失点試合でも、両チームはボックス内でかなりの守備対応を求められました。ジル・ヴィセンテ対ヴィトーリア(ポルトガル)は展開が異なり、ホームチームがコンパクトな守備ブロックを敷くため、アウェイチームは狭いスペースを使って攻撃を組み立てる必要があります。
アル・カーディシーヤはバーとアル・ジュワイルを使い、キニョネスやレインデルスを狙えます。決まった受け手ひとりに頼る必要はありません。アル・ガラファはファドラーラからコマンへの供給に加え、ブラヒミの好調なフィニッシュも期待できます。ベナセルが復帰するとの報道もあり、相手の最初のプレスをかわす中央の選択肢が増えそうです。両チームとも、前に出たサイドの選手の背後を突く形を見せてきました。
サノは国内リーグでは出場したものの、この大陸大会では出場停止になると報じられています。アル・カーディシーヤは前回のメンバーから続く欠場者もいます。アル・ガラファは直近の勝利で、相手に枠内シュートを8本打たれながら対応しました。一方、アル・カーディシーヤも勝利した試合で、ボックス内から何度もシュートを許しています。試合が進むにつれて攻撃の応酬が続くと見ており、アル・ガラファ対アル・カーディシーヤはオーバーを予想します。
ジル・ヴィセンテの組織的なリーグ戦での守備は、ベンフィカを追いかける展開で敗れたカップ戦より、今回の対戦を占ううえで参考になります。ポルトの得点はクリアが不完全だったところから生まれ、守備ブロックを何度も崩したわけではありません。ヴィトーリアがマリティモに大勝した試合は、直接フリーキックで先制し、試合が開いてから得点を重ねました。
カップ戦を欠場したプリオステとジルベールは復帰するとの報道がありますが、先発が発表されたわけではありません。普段の役割を考えると、ジル・ヴィセンテの最初のパスと中央の連係を支える選手たちです。ホームチームではムリーリョが最も頼れる供給役です。ヴィトーリアはサムとヤクポヴィッチに突破口を期待しており、競り合いでのボールの受け方やセカンドボールが試合の流れを左右しそうです。ジル・ヴィセンテ対ヴィトーリアはアンダーを予想します。