バレンシアは中盤でボールを奪えば素早く攻めに転じられます。一方、ビジャレアルCFは陣地を押し戻し、複数の選手をボックス内に送り込めます。CFモントリオールも早いタイミングで前線へ縦パスを通せますが、ナッシュビルSCにはサリッジへボールを届ける手段が複数あります。どの試合も、先制した側が次の攻勢をしのげるかが勝負を分けそうです。
バレンシアのデ・ハースとゲラは、前線へ素早くボールを送る形を見せています。ただ、ラシン戦では先制後に中盤の連係が薄れていきました。ビジャレアルCFはペペを欠きながらもエルチェ相手に何度もチャンスを作り、モレイロがスペースを見つけ、アコマシュやカルドナがサイドからボールを供給しました。ペペはリバプール戦も欠場しましたが、他の攻撃陣が速攻からゴールを決めています。アギーレ体制でのバレンシアの2試合では、同じような決定力とリードを守る力は見られませんでした。何度も相手ゴール前に迫り、勝利につなげる力ではビジャレアルCFに分があると見ていますが、引き分けも想定しています。
ナッシュビルSCはムクタルを起点に攻め、ナハルやエスピノサからクロスを入れることも、サリッジへ直接ボールを送ることもできます。CFモントリオールのオウスはカップ戦決勝でフル出場しましたが、その前のリーグ戦を欠場しており、今回は公式に欠場が発表されています。ニールもシアトル戦に出場した後、欠場となりました。現時点の公式な状況報告を見ると、ナッシュビルSCは主力の顔ぶれがはっきりしています。一方、CFモントリオールはカップ戦の負担を抱え、シアトル戦とトロント戦では最近リードを失っています。ナッシュビルSCが後半もボックス内へボールを送り続けると見て、勝利を予想します。