カナダは幅を使った攻撃が持ち味で、アメリカの最近の勝ち方とは試合の様相が違います。メキシコは立ち上がりにアメリカを苦しめましたが、自陣ゴール前でのミスが続き、スコアが動きました。リアム・ミラーのクロスとジェイコブ・シャッフェルバーグのランは、カナダにとってボックス内へ繰り返し進入する形になっています。アメリカが4試合にわたるキャンプを締めくくる一戦ですが、接戦になると見ています。
ペルー戦では、ミラーがシャッフェルバーグの2ゴールをいずれもクロスでお膳立てしました。シャッフェルバーグはチリ戦でも、ジョナサン・デイビッドのゴールにつながる攻撃を自ら引っ張っています。こうしたプレーは、今回の遠征中にボールロストとクロスから失点しているアメリカの背後を突く手段になります。
アメリカには複数の得点パターンがあります。右サイドでアレックス・フリーマンとジオ・レイナが連係する形や、ジュリアン・ホールがゴール前に飛び込む形もあります。ただ、メキシコ戦の勝利は背景も踏まえて見る必要があります。序盤はメキシコの圧力で組み立てが乱れ、後半の2ゴールもメキシコ陣内でのミスから生まれました。マウリシオ・ポチェッティーノ監督はキャンプ中に先発を大幅に入れ替えてきた一方、カナダは同じ期間にこなした試合数が少なめです。