ソウル三星サンダースとKCCイーギスの一戦は、連携の取れたインサイドオフェンスと、奪ったポゼッションを得点に結びつけるべく模索を続けるフィジカルなフロントコートのぶつかり合いとなります。三星は複数の選手がパスを回し、多彩なシュートパターンから得点を重ねています。千葉ジェッツと京都ハンナリーズの対戦も、そうした連携力を試す場となるでしょう。千葉のファーストパスへのプレッシャーに対し、京都がインサイドから得点をもぎ取れるかが鍵を握ります。
三星はカンターが得点とラストパスの両方を供給し、ハン・ホビンとグータングが攻撃の起点以降の展開をスムーズにしています。チームは直近2試合で25アシスト、26アシストを記録しました。KCCはロングとチャン・ジェソクがゴール下で確かな抵抗力を発揮しているものの、ロングの直近のフィニッシュ力はリバウンドの活躍に比べると物足りず、安養戦ではフンとキングの2人で9ターンオーバーを喫してしまいました。
前節は三星の主要なクリエイターが揃って出場しました。一方のKCCは直近のボックススコアにホ・ウンの名がなく、今節出場できるかは依然として不透明です。三星のオフェンスの強みは、しっかりと機能しているローテーションそのものにあります。立ち上がりは拮抗した展開になると予想されますが、その後は三星がインサイドでのタッチと連携したアウトサイドの攻めを活かし、中盤にかけてリードを広げていく展開を見込んでいます。したがって、この試合はソウル三星サンダースの勝利を支持します。
京都が優位に立てる攻撃面での根拠は、千葉の前節の敗戦だけにとどまりません。三河戦ではジャクソンが28得点を挙げ、岸本が7アシストを記録したほか、カロイアロもパスの逃げ道として機能しました。これにより京都は、落ち着いたポゼッションからの得点だけでなく、富樫へのプレッシャーから生じたチャンスもしっかり得点に繋げられるようになっています。
コステロは公式のインジュアリーリスト登録期間中のため今節も欠場となります。渡邊は前節の千葉戦で負傷が報じられる前にわずかな時間プレーしたのみで、現在のコンディションは依然として不透明です。一方の京都は佐賀戦でチーム全体にプレータイムを分散させ、ジャクソン、カロイアロ、岸本も揃って出場しました。
序盤は千葉がセガワとウィリアムズを起点にボールを前進させられるかが焦点となり、その後は京都のインサイドの選択肢を巡るローテーション争いへと移行していくはずです。ジャクソンのフィニッシュ力と周囲のパスワークがある京都のほうが、最初のプレッシャーの時間帯を抜けた後も着実に得点を積み重ねていける説得力があります。したがって、この試合は京都の勝利を支持します。