サガン鳥栖の前線からのプレスと攻撃時のコーナーキックに対し、川崎フロンターレはボール奪取後やサイドチェンジから走者を走らせる力で対抗します。この試合は陣地の押し込み合いと攻守のトランジションがめまぐるしく入れ替わる展開になりそうです。一方、プルシブ・バンドンとメルボルン・ビクトリーの一戦は、再編された守備陣の隙を突く前線へのダイレクトな配球とペナルティエリア内でのコンビネーションが交錯する別の攻防を見せてくれます。
カップ戦でメンバーを入れ替えた鳥栖は、芳野や山内が得点を挙げ、7本のコーナーキックも新たな圧力源となりました。川崎は最近見られる伊藤からマルシーニョへの配球やボール奪取直後の素早い仕掛けが光りますが、対する鳥栖守備陣は新潟戦でクロスやヘディングから失点を喫しています。また、川崎のカップ戦の控えメンバーも異なる役割から得点に貢献しています。
現在、城定幹大がハムストリングの負傷で離脱しており、前回のカップ戦で芳野のゴールをアシストした選手を欠くため、鳥栖は前線のターゲット周辺で別の連携パターンを構築する必要があります。川崎の以前からの負傷者リストはすでに織り込み済みですが、ラセルダが直近で負傷交代したため、出場できるかは依然として不透明です。それでも攻撃面においては、カップ戦で実績を残している他のスコアラー陣や、直近で機能している供給役が揃っています。立ち上がりのプレス合戦から交代カードやフレッシュな選手の飛び出しによって試合が動くと予想しており、鳥栖対川崎はゴールが生まれる展開に期待しています。
プルシブはペラルタの狭い局面でのコンビネーションや、ダイレクトパスに抜け出すメナロの走力を活かしてゴール前に侵入できます。メルボルン・ビクトリーは、ダービーで先制点を生み出したヴァラドン–ンドカ–ジェラチッチの連係ラインを維持しています。これらは、直近で両チームが維持に苦しんでいるワイドから中央へのカバーの隙を突いてエリア内に迫る明確な攻め手です。
プルシブはテジャと出場停止のクロックを欠きますが、フィトラが直前のリーグ戦に出場しており、ハイが中盤やセットプレーからの供給役として機能しています。ビクトリーの遠征メンバーにはインセッラ、デイヴィッドソン、マイが含まれておらず、実証済みのダイレクトなアタックルートを維持しつつも守備の連携には手が入っています。一部主力を休養させたプルシブと、前線の連携が保たれているビクトリーは、ともに試合展開に応じた対応力を備えています。この試合はプルシブとメルボルン・ビクトリーの双方がネットを揺らす展開になると予想しています。