大宮と横浜には、直近の結果だけでは語りきれない攻撃の形があります。安養と全北の一戦では、空中戦への対応、サイドからの供給、セットプレーの精度が焦点になります。どちらの試合も、順位表や直近の結果だけでなく、現在の役割を見ていく必要があります。
富山を無失点に抑えた大宮は、それでも15本のシュートを放ち、6本を枠に飛ばしました。甲府戦で無失点だった横浜については、監督が前線のプレスと最終ラインの戻りの間に距離があったと指摘しています。一方、横浜が左サイドから侵入してクロスを入れる形は、相手への圧力が届かず、パスの出し手に時間を与えた際に露呈した大宮の高い最終ラインに対して有効です。
加藤 聖は大宮の前節に実際に先発しており、以前の欠場情報は更新されています。カプリーニも途中出場から貢献しました。新保は甲府戦を欠場する原因となった出場停止を消化していますが、出場可能であることと、選ばれることは別です。攻撃面の期待は、直近の試合に出た選手たちがすでに見せた連係にあります。
序盤はプレッシャーとボール保持が主導し、試合が進むにつれて、短い回復時間の中で守備の距離感が試される展開を予想します。フレッシュな攻撃陣や、追いかける展開からも、ペナルティーエリアに迫る形が生まれるでしょう。RB大宮アルディージャ対横浜FCは、得点の多い試合になると見ています。
安養の改善を支えているのは、守備の準備と中盤の保護です。キム・ジフンは直近のフル出場した試合で空中戦に9回勝利しました。攻撃では、サイドからの配球でユキッチやエルクラノに何度もボールを届けています。オリヴェイラが攻撃をつなぎ、金泉戦のゴールも、ヘディングで落としたボールを別の選手が走り込んで頭で決めたものでした。
全北はオロボとの連係が戻り、イ・ヨンジェがセットプレーを供給し、イ・スンウも途中出場からクロスを加えています。前節の勝利では、危険な形でペナルティーエリアに侵入され、終盤には1対1のピンチもありました。現在の安養の守備力と攻撃の形を踏まえると、両チームが得点機を作る競った試合になりそうです。
直近の出場状況からも、それぞれの役割がうかがえます。オロボが実際に復帰したこともその一つです。キム・テファンの欠場も、全北が大陸大会を前に選手を入れ替えることもないと仮定して見ています。空中戦での競り合いやボール奪取が続く展開を予想し、安養が負けない方に賭けます。