一方のチームが試合を自陣に引きずり込み、もう一方がそこから抜け出すのに苦しむという展開が予想されるJ1の2試合です。どちらの試合も、直近の一定期間にわたるシュート数や決定機のスタッツが同じ傾向を示しています。
水戸ホーリーホック対サンフレッチェ広島:水戸は現在17位でリーグ戦5連敗中、1試合平均のシュート数は9本未満にとどまる一方、被シュートは約14本に達しています。対する広島は約60%のボール支配率を誇り、1試合あたり約18本のシュートを放ち、7本以上のコーナーキックを獲得しています。水戸の得点は1試合平均約1ゴールのため、長崎戦で見られたように、広島が攻撃手数を持て余している隙にセットプレーやカウンターを決めたいところです。直近の両チームともに引き分けは滅多にありません。水戸のスカッドの負傷情報については情報源が1つしかないため、今回は考慮していません。そうした理由から、私は広島の勝利を予想します。
ファジアーノ岡山対FC東京:FC東京は現在2位につけており、データが揃っている直近7試合では、岡山の約12本に対して約17本のシュートを記録し、枠内シュートも岡山の3本未満に対して5本以上放っています。石原、安斎颯馬、長倉を起点としたワイドな仕掛けが、多くのシュートを許している岡山の守備陣を脅かすはずで、FC東京の最近の先発メンバーにもほとんど変化がありません。出場が危ぶまれているFC東京の5選手は前節のリーグ戦でも先発・途中出場のいずれもしておらず、長期的な離脱と見られます。岡山は直近5試合で4敗を喫しており、狙い目はコーナーキックとカウンターになります。FC東京は柏戦で19本のシュートを放ちながら0-0で引き分けたため、ドローに持ち込まれる可能性も十分ありますが、岡山自体のチャンス創出数はトントンといったところです。そのため、ここはFC東京のアウェイ勝利を支持します。