メンフィス・グリズリーズとサクラメント・キングスは、素早い反撃とディフェンスリバウンドひとつで同点の展開がどれほどあっさり動くかをすでに証明しています。一方、メルボルン・ビクトリーとセントラルコースト・マリナーズの一戦は点差の出方がまた異なり、序盤の攻勢でリードを奪えたとしても、そこからすんなり追加点を奪えるとは限りません。どちらの試合も、最初の得点ラッシュそのものより、その次のポゼッションで各チームがどう対応できるかが重要になってきます。
キングスはエイコフ、ラビーン、サボニスを起点に攻撃を組み立てられますが、グリズリーズはイディー復帰前の前回対戦でもリバウンド争いを制していました。直近の試合ではイディーが出場したのに対し、キングスは控えセンター陣が引き続き離脱中で、主力ビッグマンのプレータイムがかなりかさんでいます。また、ジェロームの得点が伸び悩んだ場面でも、ブーザーとスペンサーがチャンスメイクを見せました。グリズリーズが相手ガード陣の連続得点を食い止め、終盤にしっかりストップをかけてくれると見て、ここはグリズリーズの勝利を予想します。
メルボルン・ビクトリーはンドカやジェラチッチへの縦パスで、急造となっているセントラルコーストのセンターバック陣を脅かすことができます。メイの復帰で走れる選手は増えたものの、最近の攻撃はンドカへの依存度が極めて高く、インドネシア遠征明けで疲労回復の時間もほとんどありません。セントラルコーストは代役の守備陣が落ち着いて対応できており、後半にオーグラやブラントマンが仕掛ければ、先制を許したとしても食らいつく展開は十分に作れます。そのため、ここはマリナーズが接戦に持ち込むと予想します。