【26-27 リーグ・アン】RCストラスブール vs AJオセール 試合分析・プレビュー キックオフ:11月1日 23:00(日本時間)
4連敗中のRCストラスブールは、ホームで巻き返しを図ります。勝ち点で3ポイント上回るAJオセールも、この試合に敗れれば両チームの勝ち点は並びます。
1. 試合概要と両チームの状況
RCストラスブールの最近の敗戦は、ボールをどれだけ保持したかだけでは説明できません。パリ・サンジェルマン戦では、ボール支配率が27%でも、ジェネシス・アントウィのボール奪取からゲシメ・ヤシンのパスがつながり、ジョバンニ・レイナがゴールを決めました。一方、スタッド・レンヌ戦ではボール支配率53%を記録しながら、高い位置でボールを失って失点し、後半は枠内シュートを打てませんでした(フラッシュスコア、10月26日)。最近の2試合で喫した6失点のうち5点は、サイドからペナルティエリアに入れられたボールが絡んでいます。ウーゴ・オリヴェイラ監督は試合前、これまでのやり方を続ける考えを示しました(アルザスポーツ、10月30日)。ボールを保持する戦い方が予想されますが、最終ラインのサイドの守備と、中盤でボールを失った直後の対応が鍵になります。
攻撃陣ではファビオ・バルデが欠場し、サミュエル・アモアメヤウも出場が不透明です。マーシャル・ゴドは負傷から復帰したものの、実戦感覚を取り戻している途中です。そのため、レイナとヤシンの連係が機能しても、後半にサイド攻撃を続ける選手が限られる可能性があります。イスマエル・ドゥクレは先発できる状態ですが、監督はコンディションが100%ではないと見ています(リーグ・アン公式サイト、10月31日;アルザスポーツ、10月30日)。
AJオセールはル・アーヴルAC戦で、ナウイル・アハマダとケヴィン・ダヌワが中盤を担い、ダニー・ナマソとロマン・フェーヴルが前線へつなぐ攻撃で3ゴールを挙げました。ウイングバックが前に出れば、キャメロン・アーチャーもペナルティエリア内でフィニッシュに加われます。ただ、先発が予想される3バックの3人は試合2日前の練習を休みました。ウィル・スティル監督は違和感や打撲が理由だと説明し、3人とも遠征メンバーには入りました(イシ、10月30日;AJオセール公式サイト、10月31日)。出場できることと、試合を通して通常どおり競り合えることは分けて考える必要があります。両チームは10月26日の試合後、6日間休んでいるため、日程の厳しさによる体力勝負になると決めつける根拠も乏しいでしょう。
2. マッチアップ分析
最初のポイントは、AJオセールのウイングバックがRCストラスブールのサイド守備をどれだけ動かせるかです。ラミン・シとオペゴールが前進してボールを供給すれば、アントウィとオソは外側のアタッカーを相手にし、アーチャーや2列目の選手はペナルティエリア内でボールを受ける位置を探します。RCストラスブールが最近、クロスや低いパスから繰り返し失点していることを考えると、脅威となる攻め筋です。ただし、パリ・サンジェルマンやスタッド・レンヌのサイド攻撃のレベルを、そのままAJオセールに当てはめることはできません。重要なのはウイングバックが前進すること自体ではなく、アーチャーが実際にペナルティエリア内でボールを受けられるかです。ドゥクレが先発に戻れば、その競り合いの強さも影響します。
もう一つのポイントは、RCストラスブールの攻撃の組み立てにAJオセールの3バックがどう対応するかです。RCストラスブールが中盤で最初のプレスをかわすことができれば、レイナとヤシンは前に出たウイングバックの背後を狙えます。パリ・サンジェルマン戦のゴールも、ボール奪取から2人の連係で生まれました。しかし、スタッド・レンヌ戦のように高い位置でボールを失えば、ナマソとフェーヴルにすぐさま前進する機会を与えます。AJオセールのDF陣のコンディション次第でウイングバックがいつもより低い位置を取るなら、RCストラスブールのサイド攻撃のスペースは狭まり、AJオセールのサイドからの供給も減るでしょう。
先制したチームがどう試合を進めるかも重要です。RCストラスブールが先制すれば、AJオセールのウイングバックはさらに頻繁に前進できる一方、ホームチームは今季リーグ戦の18失点のうち12点を後半に喫しています。AJオセールが先制した場合はRCストラスブールのサイドバックが上がる可能性が高まり、ナマソとフェーヴルがその背後へ走り込めます。後半の失点記録だけで今日の結果を決めつけることはできません。パリ・サンジェルマン戦では相手の交代選手の影響も大きく、AJオセールはレミ・ラボー・ラスカリーの欠場で攻撃の交代要員が限られています。
3. 最終判断と結論
市場では、ホーム開催であること、RCストラスブールが最近のホームでの直接対決で3連勝していること、AJオセールが中上位チームのアウェー戦で大量失点していることから、ホームチーム優位と見られています。ただし、直接対決の3試合は両監督が就任する前のものです。AJオセールが大量失点したアウェーの相手と比べると、RCストラスブールはリーグ戦直近4試合すべてで期待得点が1に届かず、今回はサイドの攻撃陣も手薄です。市場の見方と私たちが異なるのは、AJオセールのアウェーでの守備成績を、今日のRCストラスブールの攻撃にそのまま当てはめるのは難しいと考える点です。
AJオセールはウイングバックからのサイドの供給と、ナマソ、フェーヴルの前進によって、ホームチームが最近失点した2つのパターンを突けます。RCストラスブールにも、レイナとヤシンがAJオセールの3バックの外側を攻めるチャンスがあるため、両チームの得点を予想します。ただし、AJオセールの3バックの状態次第で試合中の交代が必要になったり、RCストラスブールが早い時間にリードしてウイングバックの前進を抑えたりすれば、見通しは変わります。現在の選手構成と攻撃の形を合わせて考えると、得点を取り合う展開でAJオセールがより多くのチャンスを作り、勝利すると見ています。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 試合結果:2 — AJオセールのサイドからの供給とナマソ、フェーヴルの切り替えが、RCストラスブールの最近の失点パターンを突きます。サイドの選手が減ったホームチームには、期待得点が低かった攻撃を改善する手段が乏しいでしょう。 ハンデ -1:2 — 試合結果の予想と同じ展開から、ホームチームは勝てないと見ています。サイドの選手が減った攻撃でホームチームが2点差で勝つ根拠は、さらに乏しいでしょう。 2.5 オーバー/アンダー:オーバー — スティル監督が攻守の切り替えを重視することで、両チームに得点のスペースが生まれます。AJオセールが勝つ展開でも、RCストラスブールには2列目の連係やハルダーの空中戦から追い上げるゴールを奪う道筋があります。