このカップ戦は、ボール奪取後のパスの質と、最初の守備対応の後に走り込んでくる選手をどう捉えるかが勝敗の分かれ目になりそうです。エヴァートンにはバリーやデューズバリー=ホールを通じた縦への素早い攻め手がある一方、ニューカッスルは最近、右サイドからの配球を中央での決定機に確実に結びつけています。エヴァートンが直近でこうした一連の連続した動きへの対応に苦しんでいることを考えると、このマッチアップは特に重要なポイントとなります。
エヴァートンがハル戦で見せた効果的な攻撃は、前線へのサポートを伴うパスとワイドな展開から生まれました。しかしチェルシーやアーセナルを相手にした際には、そうした供給ルートを繰り返すスペースをほとんど与えてもらえませんでした。ニューカッスルのプレッシャーも同様に、バリーのファーストタッチやデューズバリー=ホール周辺のMFのサポート力に厳しい問いを投げかけるはずです。
パレス戦でのニューカッスルの得点は、マーフィーのニアポストへのクロスに合わせたオスラ、そしてデディッチのグラウンダーのパスを受けたバーンズによってもたらされました。オスラが最初のディフェンダーを引きつけ、競り合いの背後にできたスペースをバーンズが突く形です。エヴァートンは最近、マイナスの折り返しやCKのこぼれ球、右サイドからのクロスから失点を喫しており、まさにニューカッスルの配球力とエヴァートンの守備陣の対応力が真正面からぶつかり合います。
グリーリッシュとブランスウェイトはアーセナル戦を欠場し、出場許可についてはまだ不透明なままです。ミコレンコはその試合に先発したものの負傷交代したため、長期離脱というよりは直前のコンディション確認が必要な状況です。ニューカッスル側では、マイリーとフェルナンデス=パルドが一部情報よりも公式には依然として出場が疑わしい状態となっており、エランガとラムジーが途中出場から復帰したものの、90分フル出場できる状態かはまだわかりません。
立ち上がりは拮抗した展開が予想され、エヴァートンが守備ブロックを固める前にニューカッスルが素早い仕掛けを狙うと見ています。後半の修正時間も重要で、ニューカッスルがパレス戦で連係を高めたのに対し、エヴァートンはリスタート後のセカンドアクションへの対応に苦戦しています。ニューカッスルはカップ戦でも機能している戦力を維持する方針が見られ、エヴァートンにとってもカップ戦への意欲があるため、互いにモチベーションの高い一戦となるはずです。
私の分析で最も重視しているのは、ニューカッスルの精度の高い配球と、エヴァートンのマークやこぼれ球への対応課題が噛み合っている点です。そのため、引き分けなら返金となる条件でニューカッスルの勝利を支持します。