このカップ戦の勝敗を分けるのはサイドの攻防です。ニューカッスルが最も得意とするチャンスメイクの形は、今週崩壊状態にあるエヴァートンの守備陣を真っ向から突くものとなっています。エヴァートン自体の攻撃陣は決定力不足に苦しんでおり、リーグ戦の再戦を前に予想されたターンオーバーも、両クラブの直近のカップ戦のメンバー選考を見る限り行われそうにありません。
ニューカッスルはクリスタル・パレス戦で右サイドから崩して2-0で勝利しました。マーフィーのクロスからオスラが決め、デディッチのお膳立てからバーンズが得点を挙げています。一方、エヴァートンはアーセナル戦でミコレンコが負傷交代し、ブランスウェイトは脳震盪プロトコルに入っており、その試合で左サイドバックを務めたのはガーナーでした。これにより、ガーナーを中盤から外さざるを得なくなっています。
エヴァートンは得点力不足に陥っています。チェルシー戦とアーセナル戦の両方で、ゴール期待値は0.5を下回りました。トップチームの本職ストライカーはバリーのみで、グリーリッシュは体調不良が続いています。彼らの攻撃ルートはセットプレーかバリーへのクロスくらいしかなく、あとはモイーズ監督らしいミドルブロックで耐えるしかありません。もっとも、ニューカッスルが喫したアウェイでの大敗2試合は異なる最終ラインで臨んだものであり、シェアやボトマンの相棒としてバーンが復帰したパレス戦では無失点に抑えています。
ローテーションへの懸念も杞憂に終わりそうです。ニューカッスルの直近のカップ戦の先発メンバーはほぼベストメンバーに近く、ヤイスレ監督も全力で臨むと明言しています。前半は慎重な立ち上がりとなり、ベンチワークと左サイドの攻防が後半の行方を決めると見ています。だからこそ、私はニューカッスルを支持します。