カルチョ・コモは、ボールを長く保持してから、中央とサイドの両方を使って終盤にボックス内のチャンスをつくっています。ヴェネツィアは、コンパクトな3バックで長い時間の圧力を受け止めながらも、前線がしっかりチャンスをつかんでいます。ヘタフェCFは直線的な攻めが持ち味なので、セビージャ戦ではセカンドボールとリスタートが重要になります。セビージャは高い位置でのボール奪取とワイドの出口があり、こちらの試合ではボックスへの入り方が違ってきます。
カルチョ・コモの最近の得点源はパス、コウト、カイキで、ドゥヴィカスと後ろから走り込む選手が最後の一押しを担っています。ヴェネツィアはインテルとの試合で終盤近くまで互角に渡り合い、その試合に出場したアダムスとラウバハを起点にチャンスをつくりました。ジェノア戦でもボックス内で強い圧力をかけています。カルチョ・コモはアダイが欠場で、ドゥヴィカスの稼働も読みにくい状況です。そのため、ヴェネツィアのこれまで見えている攻めの出口も、カルチョ・コモの決定力と同じくらい重く見ています。こうした理由から、私たちはカルチョ・コモの継続的な攻めに対してヴェネツィアが食らいつくと予想します。
ヘタフェCFはロングボールの後にウイングバックを走らせることができますが、直近のリーグ戦の攻撃では、きれいな決定機はほとんどありませんでした。ウチェ、マリオ・マルティン、モヒカ、ザイドは、最初のパス、セカンドボール、外側のカバーに関わる役割を担っていて、いずれも欠場です。マンガラはカップ戦で出場時間に戻ってきましたが、フル出場できるかどうかはまだ分かりません。セビージャは中軸が戻ってきたことで、ファナの高い位置での回収と、複数の形でフィニッシュまで持ち込めているワイドからのクロスを支えられます。こうした理由から、私たちはセビージャがヘタフェCF戦でも繰り返しの攻撃を結果につなげると予想します。