今週のアウェイチームの戦い方に対し、ホームチームの組織的な強みがうまく噛み合うチャンピオンシップの2試合を取り上げます。ノリッジはチャンスメイクが停滞しているタイミングで、本拠地では崩しにくいチャールトンの守備ブロックと対戦します。ダービーは風の強いブラモール・レーンで、縦に速いサッカーを展開する相手を前に中盤のフィルター役を欠くことになりました。どちらも派手な展開にはなりそうになく、ホームチームの守備陣形が鍵を握るカードです。
チャールトン対ノリッジ。ノリッジは直近5試合すべてで決定機の質の勝負で相手を下回っています。ポーツマス戦でもボールは支配したものの、ボックス内からのシュートはわずかで、ここ2試合は無得点が続いています。チャールトンの失点傾向は会場によって大きく異なり、大量シュートを浴びているのはアウェイでの試合で、ザ・バレーではここ4試合でわずか1失点に抑えています。
見どころは、ベン・スリマネ、シュヴァルタウ、ブルックスというノリッジの攻撃陣に対し、前にスキップとコヴェントリーを配して中央を固めるチャールトンの深いブロックとの攻防です。ノリッジがボールを長く持ちつつも遠目からのシュートに終わり、チャールトンはリーブンへのクロスやセットプレー、終盤の交代枠からゴールを脅かす展開になるとみています。派手な動きは少なく、ドローを中心に考えたい試合です。そのため、チャールトンが負けないという見立てを支持します。
シェフィールド・ユナイテッド対ダービー。ダービーの守備陣の長期離脱はストークを抑えた時点ですでにあった問題なので、決定的な要因ではありません。新たな問題は中盤にあります。キャプテンのルイス・トラヴィスがストーク戦で負傷交代し、インターナショナルブレイクまで離脱となり、アレックス・モワットの出場も微妙な状況です。ダービーが相手を苦しめる起点となるのは中盤でのボール奪取であり、その役割を担っていたのがトラヴィスでした。
シェフィールド・ユナイテッドはチョードリー、バンフォード、バロウズが復帰し、前線のバンフォードやキャノンへロングボールを入れてくるはずです。強風が吹き荒れるコンディションは、守備をやり繰りしているパス主体のチームよりも、縦に速いチームに味方します。ダービーはボールを持っても決定機をあまり作れず、シェフィールド・ユナイテッドはブリストル・シティ戦で1点リードを守り切る戦い方を見せました。中盤のロストやセカンドボールから生まれる1点で決着する、泥臭い試合になるとみています。そのため、シェフィールド・ユナイテッドの勝利を予想します。