アル・クウェートとナサフ・カルシの再戦を迎えます。前回の対戦では僅差で敗れたものの、アウェイのナサフも決定機をしっかり作っていました。一方のクウェートも効果的な連係を保っており、単にポゼッションの割合だけで力関係を測ることはできません。また、タアウーンとアル・ファイサリー・アンマンの対戦も、定着したパス供給ルートと変更を余儀なくされた守備陣のバランスが勝負の鍵を握ります。
前回の直接対決では、ナサフのシャラとグロモフがそれぞれ記録に残るビッグチャンスを逃し、クウェート側ではGKアルホシャンがペナルティエリア内で好セーブを連発しました。クウェートもフセインとダハムを通じて反撃を見せており、ベルディエフ監督もナサフの守備対応の不備と相手の危険なカウンターについて言及しています。
前回の試合でフル出場し、タックルやインターセプトで貢献したバルハマですが、現地の報道によると警告累積による出場停止と見られています。これによりクウェートの中盤の守備力には変化が生じます。フィニッシャーの選択肢としてナセルが復帰すると報じられている一方、情報が錯綜しているゴンサレスの動向については、たとえ不在だとしても全体の力関係に大きなブレはありません。終盤の勝ち越し点を狙って前に出たいナサフの姿勢は攻撃面で生き続けるはずで、クウェートもその背後のスペースを突くことができます。こうした点から、クウェート対ナサフはゴールが多く生まれる展開を予想します。
タアウーンは前回のファイサリー戦で、バイラミからギアゴンへのラストパス、そしてエル・バーラウィのお膳立てからガムディが決める形でゴールを奪っています。さらに、大陸大会での出場停止が明けたとされるハムダラーの復帰が、これまでの攻撃パターンに加えて中央のターゲットを供給することになります。彼が最近の国内戦でフル出場し、PK獲得に絡んだりフィジカルバトルで強さを見せたりしたことからも、戦力として十分に機能することがうかがえます。
クラブ発信の負傷情報によると、ファイサリーは右サイドバックのハダドを欠き、同じく右サイドのアタッカーであるアワダットも離脱しているとのことです。そのため、変更されたサイド陣がホームのタアウーンのワイドな攻撃を防ぎつつ、中央への飛び出しにも対応しなければなりません。タアウーンはこの連係を試合を通してうまく使い、中央のターゲットがパスの受け手として機能すると見ています。確立された連係と相手の急造布陣のタイミングを考えると、ホームチームの優位性はより際立ちます。そのため、ここはタアウーンの勝利を予想します。