セビージャの前線からのプレッシャーに対し、オサスナは明確なパサー、ターゲット、そしてセカンドボールを拾うアタッカーを中心に攻撃を組み立てています。アル・アインとトラークトゥール・サーズィーの対決は、ボックス内へのラストパスと、そのスペースを固める中盤の守備が焦点となります。バグダッドでは、パフタコールのサイドからのクロスが、前節の大差をつけられた後にようやく攻撃の形を作れたアル・クウワ・アル・ジャウウィーヤと対峙します。
セビージャはレバンテ戦で相手のミスを誘ってウレの先制点を生み、さらにウレのアシストからコレイアが追加点を奪いました。フォファナがボールキャリーとチャンスメイクで厚みを加える一方で、オサスナはルベン・ガルシアがブディミルを狙ったボールを送り、デュバシンがその先のスペースへ走り込みます。オロスとデル・カスティージョを欠いていたラシン戦でも、このアウェイのアタッカー陣の連携から決定機を作り出していました。
セビージャは中盤と前線の復帰組によって攻撃の選択肢が広がっていますが、シエラは依然として離脱中です。スタシンの直近の活躍はマドリード戦ですでに際立っており、出場してアシストを記録しました。オサスナの現在のスカッドもルベン、ブディミル、デュバシンを維持しており、離脱者が続く中でも攻撃ルートはしっかりと機能しています。
セビージャのプレッシャーがボール奪取から攻撃機会を生み出し、オサスナはブディミルと、前に出た相手中盤の背後にあるスペースを突く展開になると見ています。選手層の変更や後半の交代策によって、両チームともに攻撃の圧力を維持できるはずです。そのため、セビージャとオサスナの双方がゴールを奪い合う展開を予想します。
アル・アインはカクとパラシオスが残り、エル・フシン・ラヒミへパスを供給する形を維持しています。アル・クウワ戦で見せたパラシオスのクロスとエル・フシンのフィニッシュは、この連携が機能している直近の好例です。一方、トラークトゥールはファラジ、カリルザデ、ジャファリがボックス内を堅く固める守備を見せており、直近の総得点数よりもアル・アインのラストパスの質が重要になってきます。
ソフィアン・ラヒミの欠場決定により、推進力とボールの収まりどころをもう一人失うことになります。報道ではハムロベコフ、ホセイニ、ザキプールが遠征メンバーから外れたとされていますが、監督の「全員起用可能」という大まかなコメントとは食い違っています。ただ、中盤のフィルター役と奪った後の第一歩となるパスに関わるポジションだけに、個別の報道内容を暫定的に重視しています。なお、前節のアジアの舞台で見せたジャファリの無失点パフォーマンスは十分に評価できます。
アル・アインが既存のパサー陣を経由して組み立て、トラークトゥールに幾度となくクロスへの対応を強いつつ、モガンロウへの前線の逃げ道を警戒する展開を予想します。このマッチアップにおいては、カク、パラシオス、エル・フシンのトリオの方がより確立された連携を持っています。そのため、アル・アインの勝利を予想します。
パフタコールはカディシア戦で、レサンやサイドの崩し役を含む複数のチャンスメイカーを通じて何度もボックス内へと進入しました。レサンのクロスやナスルラエフの折り返しも決定的なシュート機会につながっています。対するアル・クウワは、前節のアジアの試合の前半ではほとんど攻撃の形を作れず、終盤のゴールも勝敗がほぼ決した後にサミからジャワードへ通って生まれたものでした。
現時点での出場情報を見る限り、どちらか一方に有利となるほどの決定的な離脱差は見当たらず、この選定は既存の連携力をベースにしています。パフタコールの直近の予想スタメンでは主力アタッカー陣が名を連ねており、フセインもベンチから起用可能です。タフシンの空中戦の強さ、クリア、そして要所での身体を張った守備は、相手のダイレクトな攻撃に対する頼もしい防壁となります。
パフタコールがサイドを突き、そのクロスに中央の受け手を合わせる展開になると見ており、後半には交代カードによって異なるタイプのターゲットも投入できます。大きく状況が動いた後のアル・クウワの終盤の反撃よりも、パフタコールが実証してきた崩しの力を高く評価します。そのため、パフタコールの勝利を予想します。