【26-27 イングランド・チャンピオンシップ】ポーツマス vs ストーク 試合分析・プレビュー キックオフ:11月7日 21:30(日本時間)
ポーツマスはホームで相手の後方からのビルドアップにプレスをかけ、チャンスを作ってきました。ストークはアウェー4連勝中ですが、その間は多くのチャンスを許しながらも、ヴィクトル・ヨハンソンの好セーブで失点を抑えてきました。
1. 試合概要と両チームの状況
ジョン・ムシーニョ監督率いるポーツマスは、スウォンジー・シティ戦で前線からプレスをかけ、相手の後方でのミスを誘いました。36分、エイドリアン・セゲチッチが右サイドを突破し、続く攻撃をテリー・デヴリンがゴールに結びつけました。公式戦の直近ホーム5試合は4勝1分けです。後半にも得点の選択肢がありました。トーマス・ワディンガムは直近のホーム2試合でいずれも途中出場からゴールを決め、スウォンジー戦では相手が同点を狙って前に出たところで、守備ラインの背後に走り込んで追加点を挙げました。
今日は前線の顔ぶれが変わります。コルビー・ビショップに続き、マルコ・ミロヴァノヴィッチも欠場します。ムシーニョ監督は、ミロヴァノヴィッチはこの試合に出場できないと明かしました(ヘイターズ、現地11月5日)。タイリース・シェイドが1トップで先発するとみられ、ワディンガムが先発か途中出場かによって、後半の攻撃の選択肢も変わります(スポーツモール、現地11月5日)。中盤のイアド・モハメドはふくらはぎの問題で出場が不透明で、マーロン・パックが代役候補です。ポーツマスはホームで続けてきたプレスを維持できそうですが、チャンスを決める選手の組み合わせは前節と異なります。
マーク・ロビンス監督のストークは、3-4-3の布陣で守備の間隔を保ち、ウイングバックとサイドのアタッカーを使って前進するとみられます(ハードタックル、現地11月6日)。直近のアウェー5試合では、期待失点の合計が9.91だったのに対し、実際の失点は4でした。ブラックバーン・ローヴァーズ戦でも、ヨハンソンが序盤のシュートを止めた後、ジャック・マクグリンの直接フリーキックで先制しました。アウェー4連勝は、守備で相手にチャンスを与えなかったというより、GKの好セーブと相手の決定力不足に支えられた面が大きいです。出場停止を終えたイーサン・ギャルブレイスは中盤に戻る見込みです(スポーツモール、現地11月5日)。センターバックがプレスを受けた際にパスを受けられる選手であるため、彼の復帰はポーツマスの前線からのプレスと直接関わってきます。
2. マッチアップ分析
ポーツマスが最初のチャンスを作るのは、ストークの3バックが最初のパスを出す瞬間にプレスをかけた場面でしょう。スウォンジー戦の先制点のように、相手が自陣でボールを失えば、セゲチッチとシェイドがゴールに近い位置から攻撃を始められます。ストークはギャルブレイスにつないでプレスをかわすことも、ボジェニクを狙ったロングボールで後方でボールを失うリスクを抑えることもできます。どちらを選ぶかで、ポーツマスがボールを奪い返す位置は変わります。
もう一つの注目点は、ポーツマスの右サイドとストークの左サイドの攻防です。セゲチッチが仕掛け、デヴリンも攻撃参加すれば、ストークのウイングバックの背後を狙えます。一方、デヴリンが前に出た後にボールを失えば、マクグリンがそのサイドから攻撃を仕掛ける可能性があります。ストークは右サイドの攻撃を担っていたラミネ・シセを欠くため、左からの前進がより重要になります。ポーツマスが右サイドから攻め続けるには、ボールを失った直後にマクグリンへ出されるパスにも対応しなければなりません。
セットプレーも、プレスやサイド攻撃が作る流れを変える可能性があります。マクグリンはブラックバーン戦でサイドからのフリーキックを直接決め、プレストン・ノースエンド戦ではコーナーキックのこぼれ球を再びクロスにし、ベン・ウィルモットのゴールをアシストしました。ポーツマスがボックス付近でファウルを犯せば、ストークは少ない攻撃機会でも得点できる可能性があります。ポーツマスもスウォンジー戦では、相手がクリアしたコーナーキックのボールを拾い直し、決勝点につなげました。両チームとも、最初のシュートの後に続くボールへの対応が必要です。
3. 最終判断と結論
ポーツマスがホームでのプレスと右サイドの攻撃を生かし、ストークが許してきたチャンスをものにして1点差で勝つと予想します。ストークにもマクグリンのセットプレーから得点する道があります。ポーツマスは前線の2人を欠き、追加点を狙う手段は減りますが、スウォンジー戦の得点にはデヴリンと途中出場のワディンガムも関わりました。ワディンガムがベンチスタートなら後半に攻撃を変えられますが、先発する場合はその選択肢が減ります。
市場はポーツマスの最近のホーム成績を反映し、ホームチーム寄りに動いています。私たちも勝敗の方向性は同じと見ますが、ポーツマスのFW欠場だけを理由に得点数まで低く評価するつもりはありません。ストークがアウェーで許してきたチャンスと、ポーツマスがプレスから攻撃につなげる形をあわせて考える必要があります。ただし、ギャルブレイスが後方からのパスを安定して受け、ポーツマスのプレスを回避し、両チームが前半を無得点で終えれば、予想より少ないチャンスの中で勝負が進む可能性があります。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 試合結果:勝ち — ストークがアウェーで許してきたチャンスを、ポーツマスがホームでのプレスと右サイドの攻撃で得点に結びつけます。 ハンデ -1:引き分け — ポーツマスが1点差で勝ちます。マクグリンのセットプレーからストークも1点を挙げ、ポーツマスは前線の欠場で追加点を狙う手段が減っています。 オーバー2.5 — ポーツマスの2得点と、ストークのセットプレーからの1得点が同じ試合展開の中で生まれると見ます。