一方の明らかな弱点に対し、それを突くのが得意な相手がぶつかる2試合に注目しました。ヴェネツィアでは、ウディネーゼ・カルチョの守備陣がどんな相手に対しても決定機を与え続けており、攻撃陣もチャンスをほとんど作れていません。セビージャでは、ホームチームが毎試合得点しているものの終盤の失点癖があり、対するデポルティーボ・アラベスはアウェイ戦の終盤にベンチメンバーからゴールが生まれるチームです。
ヴェネツィア vs ウディネーゼ:ヴェネツィアはボールを保持してサイドから攻撃を仕掛けるスタイルですが、対するウディネーゼはアラバとザノーリを欠く3バックで臨みます。その守備陣はレッチェやトリノといった中位クラブ相手にすら決定的なピンチを招いており、強豪相手だけの問題ではありません。ウディネーゼの攻撃は組織的な守備を敷く相手に対してほとんど機能しておらず、就任したばかりの新監督が状況を変えるには数日しかありませんでした。ヴェネツィアも決定力不足に悩まされておりアドランテも欠場するため、アウェイチームの勝利というよりは引き分けが最も現実的なもう一つの結末と言えます。そのため、引き分けも抑えつつヴェネツィア支持で勝負します。
セビージャ vs アラベス:セビージャはリーグ戦11試合すべてで得点を記録しており、相手のレベルを問わず、トランジションやセットプレー、多彩な得点パターンからゴールを奪っています。ホームでもポゼッションを圧倒するわけではないため、アラベスにもボールを持つ時間が生まれます。アラベスは上位陣以外とのアウェイ戦では1試合あたり15〜20本のシュートを放っており、マリアーノらベンチからの交代選手が残り10分で得点を挙げています。セビージャはレバンテ、ヘタフェ、エスパニョール戦で終盤に失点しており、リーグ戦での退場者も4人出ています。したがって、両チーム得点(両者得点)を狙うのが妥当だと考えています。