今回の2つの予想は、状況面で有利な条件が揃ったチームに注目しました。スペインでは、グラナダCFの戦術修正が、不安定なホームチームを相手に大きな狙い目になります。一方、ネーションズリーグでは、休養十分で状態の良いリトアニアが、疲れの見えるホストに対して明確なアドバンテージを持っています。
セグンダ・ディビシオンのレアル・ソシエダ Bは、今季ホームの3試合で勝ちがなく、挙げた得点もわずか1点です。直近のセウタ戦の敗戦では守備の脆さがはっきり表れ、ポゼッションは70パーセントを譲り、25本ものシュートを許しました。週半ばのカップ戦でイングランドへ遠征した疲労を心配する声もありますが、あの試合は主力を大きく入れ替えていたので、当てはまりません。ただ、休養十分の先発組が出てもホームでの内容はひどいものです。パチェタ監督のもとで未勝利が続いているグラナダCFは、それを断ち切ろうという意欲が高く、ディアロも戻ってきました。穴だらけの守備を突くだけの攻撃力があります。
UEFAネーションズリーグの一戦は、日程の面でアウェイのチームに大きな体力的優位が生まれます。アゼルバイジャンは、リヒテンシュタインとの公式戦でシュート25本、ポゼッション74パーセントと圧倒しながら無得点に終わり、消耗の大きい試合でした。そこから肉体的にも精神的にも回復する時間は、わずか数日しかありません。対するリトアニアは、アンドラとの強度の低い親善試合を挟み、丸1日多く休めています。この準備期間の差があれば、実力が拮抗したグループの中でも、疲れた相手を走り負かせるはずです。