レンズとパリFCには、攻撃を組み立てられる選手がそろっており、ウイングバックの背後をめぐる攻防が試合の展開を左右しそうです。コロンバスはトロントよりも敵陣でボールを持つ時間が長くなりそうですが、トロントには相手の最初のプレスをかわすロングボールという手段があります。どちらの試合も、最初のボールタッチの後に何が起きるかがポイントです。
キュイザンスの中央からのパスとトヴァンのクロスは、レンズにボックス内へ進出するルートをもたらします。一方のパリFCも、シナヨコの連係力とサイドの選手を生かせます。レンズはクラブ・ブルッヘ戦で決定機を何度も作り、パリFCもボールを支配せずにチャンスを生み出せることを示してきました。両チームとも前線からプレスをかけるため、次のパスや逆サイドからの進入がこの一戦の中心になりそうです。
レンズではエドゥアールがメンバーから外れ、中央の先発候補はイヴァノヴィッチとなりそうです。グラディも招集外ですが、ウドルはリーグ戦で復帰可能となり、トヴァンは中盤の選手やウイングバックより欧州戦の負担が軽めです。序盤から攻撃陣が勢いよく関わり、試合が進むにつれて守備の戻りのスペースも試されると見ています。両チームに攻撃を作る力があるため、レンズ対パリFCはゴールが生まれる展開に賭けます。
コロンバスにはロドリゲスとメンデスの連係があり、タピアのボールの受け方や複数のサイドの供給役も健在です。トロントもドルシュのボール奪取、オソリオのパス出し、ガブランのセーブ、サージェントの空中戦でのボールキープと、対抗するための武器があります。最初の競り合いに勝てれば、コロンバスが守備を整える前にコルベアノやミハイロヴィッチへつなげます。
レアヤとクシュチェヴィッチは出場停止から復帰しますが、フランクリンとゴミスは新たに出場できなくなりました。コロンバスではカマチョが離脱中で、カップ戦決勝の延長戦をこなした中盤の選手が複数いるなか、ゴメスとハブルーンのコンディションにも不安が残ります。コロンバスが相手のブロックの周りで長くボールを動かし、後半に入るとトロントのロングボールとセカンドボールの攻防がより重要になると見ています。そこで、この試合はトロントが接戦に持ち込む方に賭けます。