見出しだけなら一方に傾きそうなプレミアリーグのアウェー戦が2試合ありますが、試合の構図は逆を示しています。チェルシーの長期離脱者は多いものの、その大半は快勝した試合でも不在だった選手たちです。一方、サンダーランドの問題は自陣のペナルティーエリアに集中しています。イプスウィッチ戦では、両チームの差は連勝の有無ではなく、攻守それぞれのチャンスの数に表れています。どちらの試合も、アウェーチームにとって危険なのは負けることより、引き分けに終わることです。
サンダーランド対チェルシー。サンダーランドはホームでの流れの中からの攻撃が何試合も細く、ボールを多く持ちながらもブライトン戦、リーズ戦でチャンスをあまり作れていません。この試合では、ファーストチョイスのセンターバック2人を欠きます。バラードは負傷、アルデレーテは出場停止で、これまで一緒に先発したことのない4バックで90分間、深い位置を守らなければなりません。予想される先発メンバーのうち6人は木曜にも出場し、シャカはフル出場でした。一方、チェルシーには1週間以上の休養があります。マンチェスター・ユナイテッド戦とエバートン戦での最近の勝利は、今回欠場予定の選手の大半がいない中で挙げたもので、どちらも前半を無得点で終えたあと、後半のプレッシャーから勝ち切りました。アンゴロの走力とサンダーランドのセットプレーが、彼らの活路です。前半は接戦となり、後半はチェルシーがチャンスの量で上回ると見ています。そこで、引き分けをカバーしてチェルシーを予想します。
イプスウィッチ対AFCボーンマス。ボーンマスは相手のビルドアップにプレスをかけ、そこからエヴァニウソンへ素早く縦に送り、クライファートとライアンが裏へ走り込みます。最近の好調は、さまざまな相手に対してチャンスを作ってきた内容に裏打ちされています。ボールをほとんど持てなかったオールド・トラフォードでも勝利しました。イプスウィッチはホームでもアウェーでも多くのチャンスを与え、追いかける展開でないと攻撃の形を作れません。ホームでは普段よりボールを持ち、後方から短いパスで組み立てる展開になりそうですが、そこはまさにボーンマスのプレスがボールを奪える場面です。イプスウィッチの有力な攻め筋は、フアンルが不在のなか、左サイドからデイビスとビダスがアダム・スミスに仕掛ける形です。また、ベンチから試合終盤に得点が生まれることもよくあります。ボーンマスは木曜の出場時間を調整し、主力は後半から出場しました。こちらも引き分けをカバーして、ボーンマスを予想します。