この対戦に対する市場の評価は、実際のピッチ上の出来栄えというよりも、チームネームの知名度にかなり引っ張られている印象です。エル・モリノンで試合を支配すると見込まれるヒホンが圧倒的な本命オッズを付けられていますが、今季の彼らの攻撃陣は完全に決定力を欠いています。アウェイで手堅く守備的な戦い方を見せるセルタ・デ・ビーゴ Bを相手に迎えることを考えても、中盤で膠着するロースコアの消耗戦になる可能性が極めて高いと言えます。
ヒホンはホームサポーターの前で全く攻撃の形を作れておらず、本拠地での4試合で奪った得点はわずか1点にとどまります。それらの試合結果も0-1、0-2、1-0、0-0と、アタッキングサードでの決め手不足を露呈しています。ウーゴ・ギジャモンのようなゲームメイクを担う主力の欠場が懸念される点も、相手の守備ブロックを崩せない構造的な問題に拍車をかけています。
セルタ・デ・ビーゴ Bはホームこそ打ち合いの試合が目立ちますが、アウェイでの戦いぶりはまるで別チームです。アルメリア、セウタ、カディスと対戦した敵地3試合ではいずれも手堅く試合を運び、すべて2点以下に抑えています。伝統あるスタジアムに乗り込むリザーブチームとして、相手の攻撃を苛立たせながら粘り強く勝ち点1を拾いにくるはずで、大差の決着がつく展開は考えにくいでしょう。