セリエAの2試合はまったく異なる展開が予想されますが、どちらも「誰が欠場しているか」が最大の焦点です。ひとつは攻撃陣と中盤の主力を欠いたアウェイチームに対し、ボールを握るホームチームの対戦。もうひとつは、欠場者によって最終ラインに大きな穴が空いたチーム同士の顔合わせです。
フロジノーネ・カルチョ対USレッチェ:フロジノーネはホームで積極的かつ手数の多いスタイルを展開しており、直近のホーム11試合で9勝1分け、計28得点を挙げています。一方のレッチェは1試合あたり約1得点にとどまり、直近10試合中3試合で無得点に終わっています。さらに負傷者リストも深刻で、イリッチ、ベリシャ、クリバリ、ピエロッティが離脱中、ガスパルもレッドカードによる出場停止です。イリッチ、ベリシャ、クリバリは前節も欠場していたため想定内とはいえ、厳しい台所事情に変わりありません。レッチェは攻め手が乏しく、得点にはカウンターやセットプレーが必要です。フロジノーネもピンチを招きやすいチームなので、レッチェに早い時間帯で先制点が入れば状況は変わりますが、試合の主導権とホームでの実績を重視すべきでしょう。そのため、私はフロジノーネの勝利を予想します。
ACFフィオレンティーナ対アタランタBC:アタランタはヒエン、コスヌ、コラシナツ、ベッラノーヴァらDF・ウイングバックの4人に加え、前線でも3人を欠いています。フィオレンティーナもポングラチッチとパリージを欠き、ラニエリの出場も不透明です。フィオレンティーナの直近10試合は全試合で2ゴール以上が生まれ、そのうち7試合は3ゴール以上を記録しています。アタランタの直近のリーグ戦も、フロジノーネ戦の4-4や2-3での敗戦など打ち合いが続いています。両チームとも1試合あたり約1.5のゴール期待値を記録しており、アタランタの中盤もケシエやアタの不在で薄くなっているため、攻守の切り替えがオープンになるはずです。両エンドで多くの決定機が生まれるオープンな展開が見込めるため、この試合はゴール数(オーバー)に期待しています。