初戦ではブラジルが領域支配で上回りましたが、アルゼンチンをペナルティーエリアに近づけさせなかったわけではありません。ドゥダ・サンパイオは縦パスやセットプレーでブラジルの攻撃を組み立て、アルゼンチンは中央でボールを受ける選手と、その先へ走り込む選手を見つけていました。再戦の焦点は、ブラジルの中盤の変更とアルゼンチンのハイプレスです。次のパスと、相手が追うべき走り込みが勝負を左右しそうです。
ドゥダのCKはギーゼのゴールの背後へ流れ、ルアニの落としからアンジェリーナにつながった攻撃の起点にもなりました。こうした場面を見ると、ブラジルは連係や、クロスのこぼれ球からチャンスを作れます。アルゼンチンは違う形で応戦し、イッポリトが中央で受けて、ペレイラのペナルティーエリア内への走り込みにパスを通しました。初戦の枠内シュートは両チームとも5本でした。
アンジェリーナの負傷離脱で、攻撃をつなぎ、ゴールにも絡んだ選手が抜けます。代役にはカイラニが入ると報じられています。ブルニーニャの負傷で、ブラジルのサイドバックの選択肢も減りました。一方、ケロリンとビア・ザネラートは出場停止明けで復帰し、ボールを受ける選手とフィニッシャーの選択肢が増えます。タルシアニも守備陣に戻ります。アルゼンチンの予想スタメンにはイッポリトとペレイラが残っています。出場停止のバルガスは彼女たちのゴール後に出場したため、欠場しても先発の連係はそのままです。
アルトゥール・エリアス監督はアルゼンチンが前からプレスをかけてくると見ており、ブラジルにはボールをより明確に生かすことを求めています。私たちは序盤、ドゥダと新たな中盤がプレッシャーの先にいる前線へパスを通せるか、アルゼンチンがボールを奪った際にイッポリトの落としからペレイラが走り込めるかが焦点になると見ています。初戦では、ブラジルがリードを築いたあとにアルゼンチンが反撃したことも忘れてはいけません。
だから私たちは、ブラジルとアルゼンチンの両チームが得点すると予想します。ブラジルには継続しているセットプレーの強みと復帰した前線の選手がいて、アルゼンチンにはペナルティーエリアへつなぐ攻撃の形が実証されています。両チームに得点の根拠があると見ています。