[26-27 WKBL] 釜山BNKサム 女子 vs ハナ銀行 女子 分析プレビュー 試合開始:11月8日 16:00(日本時間)
釜山BNKサム 女子は主軸2名を欠く中でホーム連戦を迎えます。ハナ銀行 女子は昨季見せた守備がまだ整わない中、今季初勝利を目指します。
1. 試合概要および両チームの現状
BNKサムのパク・ヘジンはお尻の筋肉の負傷により欠場します。キム・ソニアは11月7日に鼻骨骨折の診断を受け、球団は腫れがひどく出場は容易ではないと明らかにしました(ジャンプボール、11月7日)。出場可否の最終決定は下されていません。2選手の離脱は単に得点源を失うだけの問題にとどまりません。パク・ヘジンは11月1日のKBスターズ戦第3クォーターでアウトサイドからの得点を、キム・ソニアはゴール下の得点とリバウンドを担っていました。BNKサムがそのクォーターのリバウンドを12-4とリードできた背景には、相手ゴール下の要であるパク・ジスが不在だった構成も影響していました(ジャンプボール、11月1日)。
チェ・イセムとビョン・ソジョンが2人の役割を分担することになります。しかし、キム・ソニアが第1クォーターに負傷した11月7日の新韓銀行エスバード戦で、BNKサムはリバウンドで29-36と競り負け、控え選手たちが長くプレーした第2クォーターを10-24と落としました(データセンター)。パク・ジョンウン監督は、若い選手たちが突然の投入に緊張し、準備していたプレーを発揮できなかったと振り返っています(バスケットコリア、11月7日)。本戦は試合前から代役の組み合わせを整えて臨めるものの、前日にイ・ソヒが34分41秒出場しているだけに、後半のローテーションを狭める選択には負担が伴います(バスケットコリア、11月7日)。
ハナ銀行は昨季20勝10敗でレギュラーシーズン2位に入ったものの(オーマイスター、10月29日)、イ・サンボム監督は当時のプレッシャーディフェンスをほとんど練習できておらず、基本的な守備を用いていると語りました(ジャンプボール、11月6日)。代表チームから戻った選手たちと飯島早紀が共に練習できた時間も限られていました(ルーキー、11月6日)。開幕2試合とも第3クォーターに失速していますが、サムスン生命ブルーミングス戦では相手のアウトサイドシュート被弾と自軍の攻撃の停滞が、KBスターズ戦では4-13と圧倒された第3クォーターのリバウンド劣勢が目立ちました。チョン・イェリムも腰を痛めており欠場の可能性が高い状況です(バスケットコリア、11月7日)。過去の直接対決7試合ではBNKサムが6勝1敗と大きくリードしていますが、それらの勝利はすべてイ・サンボム監督就任前の記録です(データセンター)。
2. マッチアップ分析
最初の注目点は、BNKサムの再編されたゴール下とチン・アンのリバウンド争いです。チン・アンは11月6日に12リバウンドを記録したものの、ハナ銀行は同試合の第3クォーターのリバウンドで4-13と後手に回りました(スターニュース、11月7日;バスケットコリア、11月6日)。チン・アン個人のスタッツだけでチーム全体の制空権獲得を予想できないのはそのためです。キム・ソニアが出場できなければ、チェ・イセムとビョン・ソジョンがチン・アンとマッチアップします。ハナ銀行がオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを掴めば、アウトサイドからの試投数も増やせます。逆にBNKサムがボックスアウトでチン・アンを封じ込めれば、ハナ銀行はここまでの試合の第3クォーターのように攻撃の組み立てに苦しむ可能性があります。イ・サンボム監督がチン・アンとヤン・インヨンを同時に起用するかどうかもポイントです。指揮官は開幕戦後、ツインタワーを用いた際にむしろリバウンドを奪われてしまったと振り返っています(ルーキー、11月2日)。
もう一つのポイントは、BNKサムのガード陣によるセットオフェンスとハナ銀行の基本守備の噛み合わせです。イ・サンボム監督が明かした通りプレッシャーディフェンスが機能していないとすれば、アン・ヘジがボールを運んで攻撃を展開する時間的余裕が生まれます。イ・ソヒとヴァネッサ・デ・ヘススが得点を担い、チェ・イセムとビョン・ソジョンがゴール下でのフィニッシュに絡む必要があります。BNKサムはキム・ソニアが負傷した前日も、後半のスコアでは首位の新韓銀行エスバードと33-32で互角に渡り合いました(データセンター)。ただし、同試合の有効フィールドゴール成功率は35.4%にとどまりました。ガード陣が攻撃を組み立てることと、実際の得点効率を引き上げることは別の課題です。
ハナ銀行はチョン・ヒョン、コ・ソヨン、飯島早紀のアウトサイドシュートで対抗できます。今季2試合でハナ銀行は1試合平均33.5本の3ポイントシュートを放ち、10.5本を成功させています(データセンター)。チョン・イェリムが欠場すれば、その試投数を分担する顔ぶれが変わってきます。BNKサムの控え選手たちがコートに立つ時間帯にハナ銀行の3ポイントシュートが集中して決まれば、前日のBNKサムの第2クォーターのような点差が開く展開もあり得ます。もっとも、ハナ銀行も後半開始後にリバウンドと攻撃が再び乱れるようであれば、その優位を保つのは難しくなります。
3. 最終判断および結論
BNKサムがガード陣のセットオフェンスを軸に、ロースコアの展開を主導すると予想します。パク・ヘジンは前日もプレーしておらず、キム・ソニアも第1クォーターに負傷退場したものの、BNKサムは後半に新韓銀行エスバードと互角のスコアを演じました。ハナ銀行はプレッシャーディフェンスの準備が整っておらず、アウトサイドの得点源であるチョン・イェリムも欠場濃厚です。ハナ銀行の第3クォーターにおける攻撃停滞が繰り返されれば、点差が広がる展開も見込めます。
市場は当初BNKサム優勢と見ていたものの、現在はハナ銀行をわずかに上位に評価しています。BNKサムの負傷者発生と連戦による疲労が織り込まれた形と見られますが、昨季のハナ銀行を2位へ導いたプレッシャーディフェンスも現時点では完成度が不足しています。BNKサムの前日後半の戦いぶりとハナ銀行の守備状況の変化を考慮すると、勝敗はBNKサム有利と判断します。
予想が覆る条件としては、ハナ銀行のオフェンスリバウンドと3ポイントシュートが同じ時間帯に集中して決まるケースが挙げられます。そうなると、ローテーションが狭まったBNKサムにとって点差を追いかける重圧がのしかかります。キム・ソニアが短い時間でも出場できればBNKサムのリバウンド負担は軽くなりますが、出場の見通しが立っていない以上、現有戦力の組み合わせを前提として予想を組み立てます。
[最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準] 勝敗:ホーム勝利 — ハナ銀行が優位に立つパターン(オフェンスリバウンドからの3ポイントシュート)は、チームのリバウンド面の課題とチョン・イェリムの離脱濃厚な状況からして今回は期待しにくいと見ます。対するBNKサムのガード陣は、強いプレッシャーを受けない守備を相手に攻撃回数を確保できます 勝5敗:ホーム勝利 — ハナ銀行の第3クォーターの攻撃停滞を招いた要因は本日も解消されていません。BNKサムがその時間帯に連続得点を重ねれば、6点以上の差をつけて勝利を収めると見ます ハンデ +1.5:ホーム勝利 — BNKサム勝利と判断した根拠がそのまま当てはまります。また接戦となった終盤でも、ターンオーバーの少ないBNKサムガード陣の試合運びは、ハナ銀行の3ポイントによる追い上げよりも安定感があります オーバー/アンダー 135.5:アンダー — 強いプレッシャーをかけないハナ銀行とターンオーバーの少ないBNKサムの顔合わせとなり、イージーバスケットによる得点は多く望めません。また両チームともに主力得点源を欠いた状態であり、セットオフェンスから確実に得点を積み上げなければならない展開が予想されます