[26-27 日本プロサッカーリーグ] ガンバ大阪 vs セレッソ大阪 分析プレビュー 試合開始: 11月8日 15:00(日本時間)
ガンバ大阪の素早い前進と、セレッソ大阪の幅を使った攻撃がぶつかる大阪ダービーです。リーグ順位よりも、両チームが相手守備の背後のスペースとゴール前をどう攻めるかが、試合内容を左右します。
1. 試合概要と両チームの現状
ガンバ大阪は17位で勝ち点12、セレッソ大阪は13位で勝ち点14です。ガンバ大阪は公式戦7試合負けなしですが、そのうち5試合は引き分けでした(ガンバ大阪クラブ公式サイト、11月7日)。11月1日のFC町田ゼルビア戦(アウェイ)はシュート21本、枠内シュート10本を放ちながら0-0でした。ボールを奪ってすぐ前に出てチャンスを作る力と、そのチャンスを得点に結びつけられない課題が、同時に表れた試合です。明神智和監督は、相手の変化よりも自分たちのプレーを遂行することが大切だと話しています(ガンバ大阪クラブ公式サイト、11月7日)。
9連戦という日程だけでガンバ大阪の疲労を判断するのは難しいです。ポハン・スティーラース戦の先発のうち、FC町田ゼルビア戦も先発したのは福岡将太だけでした(ガンバ大阪クラブ試合記録)。宇佐美貴史、中谷進之介、美藤倫はポハン遠征に帯同していません(Jリーグ公式プレビュー、11月8日)。ウェルトンはFC町田ゼルビア戦で太もも裏を押さえて交代を求め、ポハン・スティーラース戦も欠場しました(サッカーダイジェストWeb、11月1日)。代わりに出場した角昂志郎は2試合で決定機を迎え、ポハン・スティーラース戦では得点を挙げています。ウェルトンの不在がそのままチャンスの減少を意味するわけではありませんが、サイドの深い位置でファウルを獲得していた役割まで埋められるかは、まだ判断できません。
セレッソ大阪はパブロ・マチン監督の下、リーグ13試合すべてを3-4-2-1で戦ってきました。田中駿汰を経由してボールを前進させますが、ペナルティエリア内で攻撃を完結させる過程は安定していません。田中駿汰も鹿島アントラーズ戦のあと、攻め方について選手たちの考えが分かれていたと話しています(Goal.com日本版、11月2日ごろ)。リーグ8試合勝ちなしの中で、鹿島アントラーズ戦は最終ラインの裏への抜け出しやカウンターなどで4失点しました。パブロ・サバグは11月4日の練習を途中で切り上げ、香川真司と横山夢樹も足首の状態から出場が不透明です(サンケイスポーツ、11月4日、Goal.com日本版、11月2日ごろ)。先発の得点源だけでなく、負けているときに投入していたFWの組み合わせにも影響しそうです。
2. マッチアップ分析
最初の対決は、田中駿汰を経由するセレッソ大阪のビルドアップと、ガンバ大阪のボール奪取です。ガンバ大阪はFC町田ゼルビア戦で、ボールを失った後のカウンターからシュートを作りました。ポハン・スティーラース戦では、高い位置でボールを奪った攻撃を得点で締めくくっています。セレッソ大阪が攻め上がってボールを失えば、上がったウイングバックの背後でDFがガンバ大阪の抜け出しに対応しなければなりません。鹿島アントラーズ戦の1失点目も、最終ラインの裏へ抜けたFWから生まれました。逆に、田中駿汰が最初のプレスをかわしてウイングバックにボールを届ければ、ガンバ大阪は自陣でクロスを防ぐ時間が長くなります。
2つ目の対決は、セレッソ大阪のクロスと、ガンバ大阪のゴール前の守備です。ルーカス・フェルナンデスのクロスをパブロ・サバグがヘディングで決めた鹿島アントラーズ戦のように、セレッソ大阪にはサイドから得点する形があります。ガンバ大阪のリーグ戦のメンバーは、FC町田ゼルビア戦で相手のヘディングのチャンス2回を、東口順昭の好セーブで防ぎました。今日出場するGKは発表されていません。パブロ・サバグが出なければ、予想先発に入った櫻川ソロモンが最前線でクロスを受ける可能性があります(Jリーグ公式試合ページ、11月8日)。ただ、彼が先発すれば、後半に投入するFWの組み合わせは変わります。
ガンバ大阪がトランジションからより頻繁にペナルティエリアへ迫っても、得点数をチャンスの数だけで決めることはできません。10月28日のブリーラム・ユナイテッド戦は、ゴール期待値3.79に対して1得点にとどまりました(データセンター)。セレッソ大阪も、ビルドアップでボールを前進させた後は、フィニッシュのやり方を揃える必要があります。両チームの攻撃が、それぞれ違う場所から相手守備の弱点を突く試合です。
3. 最終判断と結論
ガンバ大阪がボールを奪ってウイングバックの裏へ前進し、より多くのチャンスを作って上回ると見ています。セレッソ大阪もクロスから1点を返せるでしょうが、後半の追いかける手段が限られるため、1点差で決着する展開が有力です。セレッソ大阪は、データセンターの集計ではアウェイ10試合すべてで失点しています。ガンバ大阪の得点効率は安定していなくても、相手の繰り返される失点パターンが、ガンバ大阪の抜け出しと噛み合います。
市場はガンバ大阪をわずかに上に置いたあと、アウェイ側へ動きました。ガンバ大阪の9連戦の負担を大きく見た動きだとすれば、ポハン遠征に帯同しなかったリーグ戦の選手たちの休養は、十分に織り込まれていないことになります。ただ、ホームの利だけで勝利を予想することはできません。ガンバ大阪が上回るには、FC町田ゼルビア戦とは違い、抜け出した後のシュートを得点に結びつける必要があります。
パブロ・サバグの出場が、この見通しを変える条件です。彼が出場すれば櫻川ソロモンを後半に投入できるので、セレッソ大阪の終盤の追い上げは強まります。彼が出場しなければ、ジェフユナイテッド戦のアディショナルタイムに、櫻川ソロモンと横山夢樹の交代出場で2点を追いついたようなFWの起用は、再現しにくくなります(ドコモニュース試合記事、10月25日)。
[最終結論・マーケット別・ベットマン発売分] 試合結果: ガンバ大阪勝利 — ガンバ大阪の抜け出しとトランジションがセレッソ大阪のウイングバック裏のスペースと噛み合い、セレッソ大阪は負けているときに切るカードとなるFWが減っています。 ハンデ -1: 引き分け — ガンバ大阪のフィニッシュ効率が低く、セレッソ大阪にはクロスという形が残るため、点差は1点に縮まります。 オーバー/アンダー 2.5: オーバー — セレッソ大阪はアウェイで毎試合失点しており、セレッソ大阪のクロスもガンバ大阪の高さへの対応を突いて、両チームとも得点します。