[26-27 プリメーラ] アトレティコ・マドリード vs バルセロナ (スペイン) 分析プレビュー キックオフ:11月9日 05:00(日本時間)
アトレティコ・マドリードは勝ち点28で2位、バルセロナは勝ち点30で1位です。ホームのアトレティコは勝てば首位に立ち、アウェーのバルセロナは引き分けでも首位を守れます。
1. 試合概要と両チームの現状
ディエゴ・シメオネ監督は、バルセロナが高い位置からプレスをかけ、最終ラインも高く保つと説明しました(フットボール・ファンタジー、11月7日)。アトレティコ・マドリードは、そのプレスをかわしたあとに素早く前進する攻撃を準備してきました(ムンド・デポルティボ、11月6日)。レバンテ戦ではヤン・オブラクからパブロ・バリオスを経由してプレスを抜け出し、アレックス・バエナの縦パスを受けたジュリアーノ・シメオネがサイドバックの背後からゴールを決めました。バルセロナの高い最終ラインが相手でも狙える形です。
リーグ7連勝だけでは、アトレティコ・マドリードの最近の守備を評価するのは難しいと私たちは見ています。レバンテ戦は期待得点値で相手を下回り、オブラクが4本のシュートを止めました。週半ばのバイエルン・ミュンヘン戦は0-2の敗戦で、前半は5バックで耐えたものの、後半にロバン・ル・ノルマンが自陣ペナルティーエリア内でプレスを受けてボールを失い、失点しました(データセンター、11月4日の試合)。試験的な先発では、ル・ノルマンに代わってマルク・プビルとダビド・ハンツコがセンターバックに入りました(フットボール・ファンタジー、11月6日)。コケも復帰しましたが、直前の試合の出場時間は30分ほどで、バルセロナのプレスを90分間受け止められるかは不透明です。
バルセロナは敵陣でボールを奪い、素早くチャンスを作ります。ラミン・ヤマルは直近2試合で3ゴールを挙げ、フェルミン・ロペスとハフィーニャもボール奪取後の攻撃に絡みました(データセンター)。ただ、レアル・マドリード戦の決勝点は、バルセロナが攻めている最中に相手のカウンターから生まれたものです(マルカ、エル・パイス、10月26日の試合後)。今回はアンカーの6番を務めてきたロドリがハムストリングの負傷で欠場します(ソモスフットボール、11月7日)。ハンジ・フリック監督は、フレンキー・デ・ヨングとマルク・ベルナルのどちらをそこに起用するかまだ決めていないと明かしました(バルセロナ公式、11月7日)。ジュール・クンデも欠場です。両チームとも火曜日のチャンピオンズリーグから中4日で戦い、バルセロナは試合当日にマドリードへ移動します(バルセロナ公式、11月7日)。
2. マッチアップ分析
最初の勝負はアトレティコ・マドリード陣内で始まります。ヤマル、フェルミン・ロペス、ハフィーニャがプレスをかける中で、オブラクとセンターバック、コケとバリオスが最初のパスをつながなければなりません。バイエルン・ミュンヘン戦のように自陣ペナルティーエリア付近でボールを失えば、バルセロナに近い距離からシュートを打たれます。逆にレバンテ戦の得点シーンのようにプレスを素早くかわせば、バエナが前に出られ、ジュリアーノ・シメオネとフリアン・アルバレスは高い最終ラインの裏へ抜け出せます。両チームの最大のチャンスが、同じ最初のパスの成否で分かれます。
ジュリアーノ・シメオネが狙う具体的なスペースは、ジョアン・カンセロが上がったあとの左サイドの裏です。ロドリの代役が、バエナのパスを前で止められなければ、バルセロナのセンターバックが直接、裏への抜け出しに対応することになります。反対サイドではアレハンドロ・グリマルドとヤマルが向き合います。グリマルドは最近、アトレティコ・マドリードの攻撃にゴールとアシストで絡んでいますが、高い位置を取ればヤマルにその背後を突かれかねません。グリマルドが守備に回れば、アトレティコ・マドリードは左の攻撃で彼が出していたパスと前進を減らさざるを得ません。バエナが守備に加わってヤマルをけん制しながら、切り替えの場面で最初の縦パスも出せるかどうかが、この二つのサイドの対決をつないでいます。
3. 最終判断と結論
ボールをより長く持ち、前線からのプレスでチャンスを作るのはバルセロナでしょう。ただ、アトレティコ・マドリードもそのプレスをかわした直後に、高いラインの裏で危険なチャンスを得ると私たちは見ています。少ない切り替えのチャンスを決め、そのあと守備の人数を増やしてリードを守る展開を予想します。ヤマルの突破とバルセロナの前線での奪取があるので、点差も総得点も大きくはならないと見ています。
オッズは、リーグ首位のバルセロナの勝利が最も人気でした。前線プレスの威力は、アトレティコ・マドリードがバイエルン・ミュンヘン戦でボールを失った場面を思えば、今回も変わりません。私たちが違う見方をするのは、プレスがはまらなかった次の場面です。ロドリが欠場し、6番の組み合わせも決まっていない中で、バエナの縦パスをまず止めなければならず、カンセロの裏へ走るジュリアーノ・シメオネにも対応しなければなりません。アトレティコ・マドリードがこの形を週半ばに準備していたという報道と、レバンテ戦で同じ切り替えから得点した場面が判断の根拠です(ムンド・デポルティボ、11月6日・10月31日の試合後)。ただし、アトレティコ・マドリードの最初のパスが何度も止められるようなら、バルセロナがゴール近くでチャンスを重ねるため、勝負の見通しも変わります。
[最終結論・マーケット別・ベットマン発売ベース] 試合結果:アトレティコ・マドリード勝利 — 週半ばを通して準備してきた切り替えで、ロドリとジュール・クンデを欠くバルセロナの高いラインの裏を突き、リードしたあとは守備の人数を増やして守ります ハンデ +1:アトレティコ・マドリード勝利 — アトレティコ・マドリードが負けない試合と見た勝敗の判断と同じ根拠です オーバー/アンダー 3.5:アンダー — アトレティコ・マドリードの勝ち筋は、少ない切り替えのチャンスを決めたあと守備の人数を増やして守る形なので、両チームともチャンスが減ります