【26-27 イングランド・プレミアリーグ】フラム vs ニューカッスル 予想プレビュー キックオフ:11月8日 00:00(日本時間)
この試合ではフラムが長くボールを保持する展開になりそうです。ニューカッスルのマティアス・ヤイスレ監督は、危険な位置でボールを失いそうな場合は前線へロングボールを送ると話しています(ザ・マック、11月5日)。
1. 試合概要と両チームの状況
アルバロ・アルベロア監督のフラムは4-2-3-1の布陣からサイドへ攻め上がりますが、ペナルティーエリア付近まで運んだ攻撃を得点につなげるのに苦しんでいます。クリスタル・パレスとのEFLカップ戦では、ボール支配率74%、シュート14本を記録しながら無得点でした。コーナーキックからフリーで放ったヘディングシュート2本はいずれも外れ、相手の右からのクロス1本で失点しました。コベントリー・シティ戦の勝利も、後半80分にオスカー・ボブが個人技で突破したプレーから生まれました。リーグ戦では直近3試合負けなしですが、各試合の得点は1点にとどまっています。アルベロア監督は、フィニッシュの精度を引き続き高める必要があると話しました(サッカーニュース、11月5日)。
フラムは最終ラインでの処理ミスから相手に攻撃の機会を与えています。アストン・ヴィラ戦の失点はティモシー・カスターニュのミスが発端となり、コベントリー・シティ戦ではアントニー・ロビンソンのバックパスを相手に奪われました。一方で、相手に多くのチャンスを作らせなかった試合もあります。今日は守り続けることより、ボールを処理する場面とサイドからのクロスへの対応が重要です。トム・ケアニーは膝の問題で欠場すると、監督が発表しました(フラミッシュ、BBC、11月6日)。直近3試合は途中出場だったため、先発よりも後半の中盤の選択肢に影響します。
ニューカッスルはクリスタル・パレスとのアウェー戦で、ジェイコブ・マーフィーが絡んだ右からのクロス2本を得点につなげ、2-0で勝ちました。一方、エバートンとの直近2試合では、サイドでボールを失ったり、素早いフリーキックの再開に対応できなかったりして失点しています。ジョエリントンは負傷で欠場し、ジェイコブ・ラムジーは出場停止です(ニューカッスルのクラブ会見、11月5日、ザ・マック、11月2日)。エバートンとの2試合では、2人とも中盤の交代要員として出場しており、後半の選択肢が減ります。中盤はショーン・ロングスタッフとニコ・ゴンサレスが担う見込みです(TNTスポーツ、11月6日)。フラムは前戦から7日、ニューカッスルは5日空けてこの試合に臨みます。ニューカッスルは直近2試合で主力を交代で休ませているため、休養日数の差だけで先発のパフォーマンスを判断するのは難しいでしょう。
2. マッチアップ分析
まず注目したいのは、フラムの左サイドとニューカッスルの右サイドの対決です。ロビンソンはアストン・ヴィラ戦のカウンターで前進し、ボブのシュートを演出しました。アレックス・イウォビも内側に入り、攻撃に関与します。対するアマル・デディッチはエバートンとのカップ戦でプレッシャーを受けてサイドでボールを失い、それが失点につながりました。ロビンソンとイウォビがデディッチに守備を強いれば、ニューカッスルが右から上げるクロスも減るでしょう。反対に、デディッチとアンソニー・エランガがロビンソンの上がった後のスペースを突けば、フラムはクリスタル・パレス戦のように右からのクロスを防がなければなりません。マーフィーが途中出場すれば、その攻撃ルートの比重がさらに高まる可能性があります。
次のポイントは、ロングボールの後にこぼれたボールをどちらが拾うかです。ヤイスレ監督の方針どおりニューカッスルがロングボールを送れば、前線のウィリアム・オスラがダビト・アフェングルーバーやカルヴィン・バッシーと競り合う展開が考えられます。そのこぼれ球をサンデル・ベルゲとシェイ・チャールズが回収すれば、フラムは相手陣内で再び攻撃を仕掛けられます。ニューカッスルが拾えば、ハーヴィー・バーンズとエランガがフラムの守備が整う前に前進できます。中盤に欠場者がいるニューカッスルが、後半まで同じ強度でこの競り合いを続けられるかが鍵です。フラムにとっては、ボールを奪い返すだけでなく、その保持を得点に結びつけることも重要です。
3. 最終判断と結論
フラムが長くボールを持ち、セットプレーかボブの個人技で得点した後、1点差を守り切る展開を予想します。クリスタル・パレス戦ではコーナーキックからヘディングのチャンスを2度作り、アストン・ヴィラ戦の同点ゴールもコーナーキックから生まれました。ニューカッスルはエバートン戦で、素早いフリーキックの再開から決勝点を許しています(データセンター、11月3日の試合)。ロングボールの後のこぼれ球をフラムの中盤が長く回収できれば、セットプレーの機会も増えるでしょう。
市場はホームアドバンテージとニューカッスルの連敗をフラム優勢の根拠と見ています。勝敗の予想は同じですが、ニューカッスルが大差で失点した試合を、今日の得点予想にそのまま当てはめるのは難しいでしょう。そうした試合では前半をリードされて折り返していましたが、フラムは直近のリーグ戦でチャンスを作りながら、得点が遅かったり1点にとどまったりしています。先制点が遅れれば、ニューカッスルが追い上げて背後のスペースを空ける時間も短くなります。ただし、フラムがボール支配を得点に変える前に最終ラインでミスをしたり、右からのクロスを許したりすれば、ニューカッスルがクリスタル・パレス戦のように少ないチャンスを生かして先制する可能性もあります。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 試合結果:ホーム勝利 — 前戦から7日空けたフラムが、中盤の交代要員を欠くニューカッスルを相手に、こぼれ球とセットプレーで優位に立ちます。 ハンデ -1:引き分け — フラムが得点するのは後半に1点という展開が見込まれ、ニューカッスルが大きく崩れる条件となる前半のビハインドにはなりにくいでしょう。 ハンデ -2:アウェイ勝利 — フラムが2点差以上で勝つ根拠は見当たりません。 アンダーオーバー 2.5:アンダー — ニューカッスルのロングボール主体の戦い方と、フラムの左サイドの攻め上がりにより、両チームの主な得点パターンがともに減る展開です。