【26-27 NBA】デトロイト・ピストンズ vs フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 分析プレビュー 試合開始:11月5日 09:00(日本時間)
デトロイト・ピストンズはホームで6勝1敗、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは7勝1敗でこの試合に臨みます。10月26日の対戦でデトロイト・ピストンズが勝った試合には、今日とは異なるフィラデルフィア・セブンティシクサーズの出場メンバーが反映されています。
1. 試合概要と両チームの現状
J.B.ビッカースタッフ監督率いるデトロイト・ピストンズは、スイッチディフェンスで相手のポゼッションを奪い、得点につなげます。今季7試合で相手のターンオーバーは平均18.7個です(データセンター)。10月29日のシャーロット・ホーネッツ戦では前半を44-51とリードされましたが、3クォーターに相手のターンオーバーを8個誘って逆転しました。11月3日のシャーロット・ホーネッツ戦では、ターンオーバーからシーズン最多の37得点を挙げました(エムライブ、11月3日)。ただし、最近の勝利はいずれもシーズン勝率5割未満の相手から挙げたもので、シャーロット・ホーネッツは2試合でそれぞれ25個、27個のターンオーバーを犯しています。今日も同じ規模の速攻得点を期待するのは難しいでしょう。
先発センターのジェイレン・デューレンは右ハムストリングの捻挫、シューターのアイザイア・ジョーは臀部の打撲で欠場します(ヤフースポーツ、10月27日・AP通信、11月3日)。デューレンに代わって先発するポール・リードは得点に貢献していますが、デューレン不在の2試合でデトロイト・ピストンズはリバウンド数で33-45、41-50と下回りました。ケイド・カニングハムは7試合で平均23.7得点、計50アシストを記録しています。相手のターンオーバーが減るなら、カニングハムがハーフコートオフェンスをどれだけ組み立てられるかが重要になります。
ニック・ナース監督率いるフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、8試合でターンオーバーを平均12.9個に抑えています(データセンター)。第1クォーターの平均得失点差は-2.1ですが、第4クォーターは+5.7です。タイリース・マキシーは平均29.1得点を挙げ、約37分プレーしています。アンファニー・サイモンズもベンチから得点を加えています。ただし、ジョエル・エンビードの足底筋膜の痛みを管理するため、出場時間が短くなる可能性があります。エンビードは11月3日に先発したものの、第4クォーターには出場しませんでした。エンビードが休んでいる間は、すでにリバウンドで劣勢のフィラデルフィア・セブンティシクサーズのセンター陣に負担がかかります。両チームとも11月3日の試合後に1日の休養を取っているため、日程よりもエンビードの起用時間が今日の展開を左右する要素です。
2. マッチアップ分析
まず注目したいのは、デトロイト・ピストンズのターンオーバー誘発とフィラデルフィア・セブンティシクサーズのボール管理です。デトロイト・ピストンズは10月31日のブルックリン・ネッツ戦で、ターンオーバー数は24-12、速攻得点は27-11と上回りました(CBSニュース)。一方、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはエンビードとレブロン・ジェームズを欠いた11月1日のシャーロット・ホーネッツ戦でも、ターンオーバーを8個に抑えました。フィラデルフィア・セブンティシクサーズがボールを大切にできれば、デトロイト・ピストンズは速攻よりもカニングハムのゲームメークとダンカン・ロビンソンのアウトサイドシュートに頼ることになります。フィラデルフィア・セブンティシクサーズも相手のターンオーバーを平均17.0個誘発しており、ボールを守る課題は両チームに共通します。
次のポイントは、エンビードの出場中と休憩中で変わるゴール下の攻防です。リードはデューレンの穴を埋めていますが、今季はまだエンビードと対戦していません。エンビードが出場すれば、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはリードやジョン・コリンズを相手に、ゴール下での得点とリバウンドを狙えます。逆にエンビードが休む時間帯は、デトロイト・ピストンズがコリンズと復帰したアウサー・トンプソンを生かし、セカンドチャンスを得る余地があります。トンプソンは11月3日の復帰戦で14得点、6リバウンドを記録しました(ピックドッグス、11月4日)。
時間帯ごとに強みも異なります。デトロイト・ピストンズは第3クォーターの平均得失点差が+5.2、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは第4クォーターが+5.7です(データセンター)。デトロイト・ピストンズが第3クォーターにリードしても、その差を生む過程で相手のターンオーバーがどれだけあったかを確認したいところです。フィラデルフィア・セブンティシクサーズがボールを守り、エンビードがゴール下で得点できれば、第4クォーターの勝負をマキシーに託せます。
3. 最終判断と結論
フィラデルフィア・セブンティシクサーズがボールを守ってデトロイト・ピストンズの速攻を抑え、ハーフコートオフェンスと第4クォーターの試合運びでわずかに上回る展開を予想します。デトロイト・ピストンズはエンビードの休憩中にリバウンドで優位に立てる可能性があり、点差は大きく開きにくいでしょう。両チームの守備指標とデトロイト・ピストンズの速攻減少を踏まえると、合計得点も低めと見ます。
海外市場はデトロイト・ピストンズのホームゲームであることと、10月26日の直接対決での勝利を受けて、ホームチームをわずかに優勢と見ていました。しかし、その試合でフィラデルフィア・セブンティシクサーズはエンビードとブイジェイ・エッジコムを欠いていました(TSN、10月25日・ピックドッグス、11月4日)。エンビードは今日の公式負傷者リポートに名前がなく、出場できる状態です(NBA公式負傷者リポート、11月4日)。今日はフィラデルフィア・セブンティシクサーズのボール管理と、エンビードが加わるハーフコートオフェンスを重視します。エンビードの出場時間が11月3日のように短くなり、その間にデトロイト・ピストンズがリバウンドの優位を大きく生かせば、終盤の勝敗は変わる可能性があります。
【最終結論・マーケット別・ベットマンの発売基準】 勝敗:負け — ホームチームの主な得点パターンである相手のターンオーバーからの速攻を、平均12.9個のターンオーバーに抑えるアウェーチームのボール管理が減らします。ハーフコートオフェンスと第4クォーターの試合運びでもアウェーチームが上回ります。 ハンデ -2.5:負け — アウェーチームの勝利を第一の予想とします。ホームチームが勝つ場合でも、アウェーチームの第4クォーターの粘りで僅差にとどまるでしょう。 アンダーオーバー 218.5:アンダー — アウェーチームのボール管理でホームチームの速攻得点が減り、ホームチームはシューターとゴール下のフィニッシャーを1人ずつ欠くため、ハーフコートで得点を伸ばしにくいでしょう。