【26-27 NBA】ブルックリン・ネッツ vs シャーロット・ホーネッツ 分析プレビュー 試合開始:11月5日 09:30(日本時間)
ブルックリン・ネッツは1勝6敗、シャーロット・ホーネッツは3勝5敗です。両チームとも直近の敗戦でターンオーバーと第4クォーターの攻め方に課題を見せましたが、その課題が今日の相手にどう影響するかは異なります。
1. 試合概要と両チームの状況
ブルックリン・ネッツの6敗のうち4敗は、デトロイト・ピストンズ、ボストン・セルティックス、クリーブランド・キャバリアーズ、ニューヨーク・ニックスが相手でした。成績だけで今日の劣勢を決めつけにくい理由です。ただ、ニックス戦では第3クォーターをリードしながら、第4クォーターのフィールドゴールが16本中3本に終わり、逆転を許しました。ジョルディ・フェルナンデス監督は試合後、選手たちがペイントエリアに切り込まず、ボールを逆サイドに展開しなかったと指摘しました(Substack、11月3日)。ジュリアス・ランドルとマイケル・ポーター・ジュニアにボールを預けるだけでなく、ガードが攻撃を組み立てる必要があるということです。
エゴール・デミンは右脚の骨挫傷で欠場します(NBA公式負傷者リポート、11月4日)。デミンが欠場した3試合で、ネッツは平均94.0得点、フィールドゴール成功率39.8%でした(ClutchPoints、11月3日)。デミンに代わってチェイニー・ジョンソンが先発し、直近4試合で先発したノラン・トラオレがポイントガードを務めます。トラオレと、負傷から復帰したマイケル・ブラウン・ジュニアの得点は助けになりますが、ジョンソンの得点力は限られています。終盤にはランドルとポーター・ジュニアに再び守備が集中する可能性があります。
シャーロット・ホーネッツは、チャールズ・リー監督のもと、3ポイントシュートを多く打つ攻撃を展開しています。8試合で1試合平均44.4本を放ち、13.1本を成功。オフェンスリバウンドも、1試合平均46.8本のチームリバウンドの中で重要な割合を占めています。しかし、ワシントン・ウィザーズ戦ではオフェンスリバウンドを18本奪いながら、3ポイントシュートは56本中12本にとどまり、79得点でした。4連敗はいずれも強敵との対戦が多い日程で喫したものですが、1試合平均19.5個のターンオーバーは相手の強さだけでは説明できません。デトロイト・ピストンズ戦では27個のターンオーバーから37失点しました。
クニューペルは出場する見込みで、出場すれば今季初戦となります。出場時間は発表されていません(NBA公式負傷者リポート、11月4日・Heavy、11月3日)。ホワイトも出場する見込みですが、リー監督は今後数試合は出場時間を制限すると明かしました(Yahoo Sports Roundtable、11月4日)。そのため、デニス・シュルーダーがボールを運ぶ時間は長くなりそうです。シュルーダーは直近の試合で22分33秒の出場中にターンオーバーを5個記録しました。復帰選手が得点の選択肢を増やす可能性と、ガード陣のミスの問題をあわせて見る必要があります。
2. マッチアップ分析
まず注目したいのは、ホーネッツのボール運びとネッツの守備です。ホーネッツは1試合平均19.5個のターンオーバーを犯し、ネッツは相手から平均16.6個を奪っています。一方、ネッツもターンオーバーが平均18.6個と多いものの、ホーネッツが誘発した相手のターンオーバーは平均14.1個です。ホーネッツがオフェンスリバウンドで得る追加攻撃を、ネッツがどれだけターンオーバーを誘って減らせるかが鍵になります。ただし、インディアナ・ペイサーズ戦で連続得点した場面だけを根拠に、ネッツが相手のミスを毎回大きな速攻得点につなげられるとは言えません。
もう一つの対決は、ホーネッツの外角シュートとネッツのペイントエリア攻略です。ネッツは相手に1試合平均41.4本の3ポイントシュートを許しています。ブランドン・ミラーとグレイソン・アレンは、普段どおりの本数を打てる余地があります。ムサ・ディアバテが外れたシュートを拾えば、ホーネッツは再び攻撃できます。ネッツはデイロン・シャープがディフェンスリバウンドを確保し、この攻撃を終わらせる必要があります。一方、ランドルがペイントエリアに切り込んでフリースローを獲得できれば、1試合平均27.9本のフリースローを試みるネッツの攻め方が、ホーネッツの外角攻撃に対抗します。
後半には両チームの弱点が直接ぶつかります。ネッツはニックス戦の第4クォーターにボールの循環が減り、ホーネッツはフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で終盤のターンオーバーと得点失敗からリードを守れませんでした。ネッツが相手のミスで先行しても、ランドルとポーター・ジュニアに攻撃が偏れば、リードを保つのは難しくなります。ホーネッツは3ポイントシュートとオフェンスリバウンドで対抗できますが、シュートが外れた攻撃ではターンオーバーも減らさないと、追い上げの機会を十分に確保できません。
3. 最終判断と結論
ネッツがホーネッツのターンオーバーを誘い、フリースローも多く獲得して僅差で上回る展開を予想します。ホーネッツのリバウンドと多くの3ポイントシュートが接戦を演出しそうですが、両チームともハーフコートオフェンスが停滞する時間帯があり、高得点にはならない見込みです。デミン欠場後の得点不振は明らかです。その穴を抱えながらもネッツが今日リードできると見る根拠は、ホーネッツが繰り返すターンオーバーと、フリースローを獲得する力です。
市場は、ホーネッツが最初の直接対決に勝ったことや、クニューペルとホワイトが復帰することをより高く評価しています。ただし最初の対戦では、デミンが出場し、復帰する2人は欠場していました。ホワイトは出場時間が制限され、クニューペルの出場時間も発表されていません。2人の復帰だけでホーネッツのターンオーバーが減ったと判断するのは難しいでしょう。クニューペルが初戦から十分な時間プレーし、ホーネッツがミスを大きく減らせば、リバウンドと外角シュートの本数を生かして、アウェーチームが勝敗をひっくり返す可能性もあります。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売内容】 勝敗:勝ち — 相手のミスを誘うポゼッションの流れとフリースロー獲得でホーム側に分があり、ホワイトの出場制限でシュルーダーがボールを運ぶ時間が増えれば、アウェー側のターンオーバーの問題が大きくなります。 ハンデ +3.5:勝ち — アウェー側が点差を広げるには、ミスを減らし、リバウンドを追加攻撃につなげる必要があります。今日はその条件がそろう根拠に乏しく、両チームとも終盤の試合運びに不安がある接戦の展開です。 アンダー 213.5 — デミンを欠くホーム側も、フィールドゴール成功率が最下位のアウェー側も、ハーフコートの攻撃に苦しんでいます。ターンオーバーは一方の得点を増やすというより、相手のシュート機会を減らす方向に働きます。