【2026年男子サッカー国際親善試合】コロンビア vs パラグアイ 分析プレビュー キックオフ:10月3日 09:00(韓国時間)
コロンビアとパラグアイは10月3日午前9時(韓国時間)、米ニュージャージー州ハリソンのスポーツ・イラストレイテッド・スタジアムで対戦します。両チームにとって、2026年北中米ワールドカップをベスト16で終えてから、新たなサイクルに入って2試合目となります。コロンビアは選手の組み合わせを試す一方、パラグアイはワールドカップの主力を軸に今回の代表期間を締めくくるとみられます。
1. 試合概要と両チームの状況
コロンビアは9月27日にメキシコと1-1で引き分け、この試合の4日後にはペルーとも対戦します。パラグアイは9月28日にボリビアを2-0で下し、コロンビア戦が今回の代表期間最後の試合です。バンガルディアは10月1日、ネストル・ロレンソ監督が選択肢を見極め、複数の選手に出場機会を与える試合だと紹介しました。一方、ABCコロールは9月29日と30日、グスタボ・アルファロ監督がワールドカップの主力を中心に先発を組むと予想しました。両監督とも選手を試す意向を示していますが、起用方針は異なる可能性があります。
コロンビアの変更は攻撃陣に集中しています。ハメス・ロドリゲスとフアン・フェルナンド・キンテロは代表から退き、ルイス・ディアスは休養のため招集されていません。ワールドカップのガーナ戦で負傷交代したジョン・コルドバも、今回のメンバーから外れています。コロンビアはハメスのラストパスやセットプレーのキック、ディアスのサイド突破を、ほかの選手で補う必要があります。ロレンソ監督はゴールキーパーを入れ替える可能性も高いと話しました。また、スポルティングはルイス・ハビエル・スアレスの出場時間を調整するよう求めていますが、実際の起用に反映されるかは決まっていません。
項目 攻撃陣の変更:コロンビアはハメス・ロドリゲスとルイス・ディアスが不在で、ケビン・ビベロスが先発する可能性があります。パラグアイはミゲル・アルミロンとフリオ・エンシソが先発すると予想されています。 中盤の注目点:コロンビアはマティアス・オロスコ、またはグスタボ・プエルタを起用する可能性があります。パラグアイはブライアン・オヘダとダミアン・ボバディージャが不在です。 次の日程:コロンビアは4日後にペルー戦。パラグアイは今回の代表期間を終えます。
コロンビアは直近8試合で5勝3分けです。ワールドカップではコンゴ民主共和国戦からスイスとのベスト16まで、4試合連続で無失点でした。ただし、攻撃は同じように機能していたわけではありません。ポルトガル戦で24本、スイス戦で15本のシュートを放ちながら、どちらも0-0で終わりました。直近のメキシコ戦では、右サイドからリチャルド・リオスが上げたクロスをスアレスが頭で決めて先制したものの、シュート数では5対13と劣勢でした。ロレンソ監督は試合後、後方からのビルドアップが遅く、メキシコにプレスをかける隙を与えたと認めています。ワールドカップでの無失点記録と、メキシコ戦で露呈した後方からの展開の課題を併せて見る必要があります。
パラグアイはワールドカップでアメリカに1-4で敗れた後、守備を重視する戦い方でドイツをPK戦の末に下し、ベスト16に進みました。フランスとのベスト16では低い守備ブロックで前半の枠内シュートを許しませんでしたが、PKで失点した後は十分なチャンスを作れず、0-1で敗れました。一方、ボリビア戦では試合中にプレスの位置を高め、アルミロンが2ゴールを挙げました。アルファロ監督は相手やスコアに応じてプレスの位置を調整してきました。コロンビア戦でもボリビア戦のように前から出るのか、序盤の注目点です。
直近の直接対決5試合ではコロンビアが3勝2分けと負けていません。ただし、現在の両監督が対戦したのは2025年3月、バランキージャでの2-2の引き分けだけです。コロンビアは13分までに2点を先行しましたが、パラグアイはフニオル・アロンソのコーナーキックからのヘディングと、エンシソのミドルシュートで追いつきました。当時コロンビアの得点に絡んだディアス、ハメス、ジョン・ハデル・ドゥランは、今回のメンバーにいません。パラグアイの2人の得点者は先発候補に挙がっています。過去のコロンビアの無敗記録を、現在の攻撃陣の優位性にそのまま結びつけられない理由です。
会場は中立地ですが、コロンビアがホームチームとして登録されています。コロンビアは2010年以降、このスタジアムで9試合負けていません。パラグアイもワールドカップの5試合すべてをアメリカで戦い、直近のボリビア戦もワシントンで行ったため、アメリカでの試合に不慣れというわけではありません。Open-Meteoの10月2日の予報では、キックオフごろの現地気温は24.5度、湿度は77%です。後半はさらに湿度が上がる見込みで、両チームがどこまでプレスの強度を保てるかも重要になります。
2. マッチアップ分析
ボールをより長く保持するのはコロンビアとみられますが、パラグアイがどの位置でボールを奪うかによって、その意味合いは変わります。アルファロ監督がフランス戦のように守備ブロックを低く構えれば、コロンビアは後方から比較的余裕を持って前進できます。その一方で、ペナルティーエリア手前に構えるグスタボ・ゴメスとオマル・アルデレーテの守備を崩さなければなりません。ポルトガル戦とスイス戦で多くのシュートを得点に結びつけられなかった課題は、こうした展開で再び重要になります。
パラグアイがプレスの位置を上げるなら、コロンビアは自陣からの最初のパスを正確につなぐ必要があります。アンドレス・クバスはボールを奪い返し、素早い攻守の切り替えを始められます。ディエゴ・ゴメスもボリビア戦で高い位置からのプレスに加わりました。コロンビアはゴールキーパーと中央の中盤の組み合わせが変わる可能性があります。メキシコ戦では主力が出場していたにもかかわらず、ビルドアップが遅かったとロレンソ監督が評価しました。パラグアイがコロンビア陣内でボールを奪えば、アルミロンとエンシソは長くボールを回さずにペナルティーエリアへ迫れます。ただし、ボリビア戦の2得点は高い位置でのボール奪取から生まれたわけではないため、プレスがそのまま得点につながるとは限りません。
コロンビアにも対応策があります。パラグアイがサイドバックまで押し上げてプレスをかければ、その背後のスペースをロングパスで狙えます。先発が予想されるヤセル・アスプリージャやカルロス・アンドレス・ゴメスがサイドでボールを受ければ、パラグアイの守備陣はゴール方向へ戻りながら対応しなければなりません。ただし、こうした選手の組み合わせが代表戦で継続的にそのスペースを攻略してきた実績は、まだ十分ではありません。アルファロ監督が強豪相手に守備の人数を増やしてきたことを考えると、パラグアイが試合を通じて高い位置からプレスをかけると決めつけることもできません。
コロンビアの攻撃でおなじみの形は右サイドです。ガーナ戦の決勝点は、スアレスが右から再び上げたクロスをジョン・アリアスが仕留めました。メキシコ戦の先制点もリオスの右クロスから生まれています。ダニエル・ムニョスが前に出て、アスプリージャがその前で動けば、パラグアイ左サイドのアロンソと中盤の選手は、2人の連係を阻止する必要があります。クロスが上がれば、グスタボ・ゴメスとアルデレーテが最前線の選手をマークします。同じ位置からクロスを繰り返すだけでは、パラグアイのセンターバックに有利な展開になりかねません。
スアレスの起用は、空中戦にも影響します。メキシコ戦ではヘディングで得点し、ガーナ戦では決勝点につながるクロスも上げました。ビベロスは所属クラブで2026年に32試合19得点を記録していますが、提供された資料によると代表での出場時間は25分です。メキシコ戦の途中出場ではフィジカル面で貢献したとの評価がありますが、先発して長時間パラグアイの守備陣と対戦した実績はありません。スアレスが先発するか途中出場となるかで、コロンビアが前半から実績のあるフィニッシャーを起用できる時間は変わります。
パラグアイはアルミロンの裏への抜け出しと、エンシソの個人技で反撃できます。ボリビア戦の先制点は、ロベルト・モラレスがヘディングで落としたボールをアルミロンが決めました。2点目は、エンシソが相手を背負ってボールを収めてから反転し、パスを出すと、アルミロンが左足でゴールを決めました。2025年のコロンビアとのアウェー戦では、アロンソがコーナーキックから頭で決め、エンシソがペナルティーエリア外から同点ゴールを挙げています。パラグアイがコロンビアよりボールを持てなくても、セットプレーやミドルシュートから得点を狙える理由です。
後半は、戦術と同じくらい選手起用が重要になります。ロレンソ監督はメキシコ戦で66分に3人、71分に2人を交代し、今回はゴールキーパーも試す可能性があると話しました。4日後にはペルー戦があるため、出場時間を分配する理由もあります。一方、パラグアイにとっては今回の代表期間最後の試合です。コロンビアがリードした状態で複数の選手を交代させた場合、新しい組み合わせがパラグアイのセットプレーやミドルシュートにどう対応するかが鍵になります。メキシコ戦の同点ゴールはコロンビアが選手交代する前の62分に生まれたため、過去の失点を交代のせいにすることはできません。
3. 最終判断と結論
コロンビアがボールを長く保持しても、得点機会で明確に上回るとは言い切れません。ハメスとディアスを欠く攻撃は、ムニョスの右サイドからの攻め上がりと、新たな2列目の選手との連係に頼る可能性があります。そこからのクロスは、パラグアイの空中戦に強い守備陣を相手にすることになります。パラグアイにはワールドカップの主力守備陣を軸に高い強度を保つ余地がありますが、ワールドカップ5試合で合計1.65にとどまった期待得点が示す攻撃面の限界もあります。
市場はコロンビアのワールドカップでの成績や直近の無敗、パラグアイとの対戦成績を根拠に、コロンビア勝利を有力と見ています。その評価でやや織り込まれていないのは、コロンビアが今回はゴールキーパー、中盤、最前線を試し、後半も出場時間を分配する可能性です。コロンビアは守備の主力を残すと予想されますが、ワールドカップ時の選手の組み合わせや試合運びがそのまま続くわけではありません。
予想スコアはコロンビア1-1パラグアイ、または0-0です。コロンビアが右サイドやセットプレーから先制しても、後半の選手交代後にパラグアイがコーナーキックでの空中戦やエンシソのミドルシュートから追いつく展開をより有力と見ます。アルファロ監督が序盤から守備を優先し、コロンビアのクロスを封じれば、スコアレスで終わる可能性もあります。ただし、コロンビアが複数の選手を交代させた後も、ムニョス、ダビンソン・サンチェス、ジョン・ルクミを中心にパラグアイのセットプレーやミドルシュートを防げれば、コロンビアの1点差勝利へと見通しが変わります。