マイアミ・ヒート対デトロイト・ピストンズは、ペイント内での得点力と、多彩なパスの供給ルートを持つオフェンスのぶつかり合いとなります。サンアントニオ・スパーズ対ヒューストン・ロケッツも、最初の仕掛けにとどまらず、ガードのゲームメイクからペイント内の様々なターゲットへパスをつなぐ展開が重要視されます。どちらの試合も、リザーブ陣がコートに立つ時間帯から勝負どころの終盤のポゼッションに至るまで、その比較が鍵を握ります。
ヒートはヤニスとアデバヨがペイント内で確実な得点力をもたらし、ミッチェルがボールを配給し、クレイがスペーシングを提供します。一方ピストンズは、カニンガムとデューレンのホットラインに加え、ロビンソンのオフボールの動きや、オーサー、ジェンキンスによる着実なパスワークが支えています。またデューレン、オーサー、リードの存在は、守備を締めくくりきれないヒートを相手に、ピストンズが攻撃回数を増やす武器となります。
この比較における主力選手たちはいずれも開幕戦に出場しました。クレイの出場時間が短かったのはファウルトラブルによるものです。プリンスは開幕戦を欠場したものの次戦は出場の可能性が高い(Probable)と報じられていますが、パスを出し受ける連係の強みは、すでに出場を果たしたメンバーに基づいています。
ヒートは序盤からインサイド攻撃を仕掛けてくると予想されますが、ピストンズはデューレンを起点に次のレシーバーへとボールを展開するはずです。ピストンズは選手交代を通じ、カニンガムがベンチに下がっている時間帯でもボールの配給を維持できることを示しました。ヒートはターンオーバーと相手にセカンドチャンスを許す守備の甘さが重なっており、ピストンズの連係がより効果的に機能すると考えられるため、私はピストンズの勝利を支持します。
ロケッツはリバウンドの回収からボールを前線へ運び、ファンブリートを起点にしつつ、シェングンが相手守備のズレを見逃さずにデュラントや他のレシーバーを見つけ出すことができます。スパーズにもキャッスルやハーパーといった確かな選択肢があり、ウェンバンヤマはシュートが不発だった開幕戦でも守備面で大きな貢献を見せました。そのため、エクストラパスの質とリバウンドをしっかり取り切ることがこの対戦の核心となります。
スパーズはフォックスとケルドン・ジョンソンが、ロケッツはアダムズとシェパードの出場が不透明(Questionable)となっています。フォックス、ジョンソン、シェパードは開幕戦に出場しましたが、アダムズは出場していません。確立されたファンブリートとシェングンのクリエイティビティがロケッツにあるという点が、私の見解の基盤となっています。
序盤はガード陣の仕掛けから始まり、中盤のクォーターにかけてはセカンドサイドでの攻防が繰り広げられると予想しています。またロケッツはダラス戦で、終盤にデュラントとファンブリートがきっちり応戦できる力も示しました。したがって、私はロケッツが接戦に持ち込むとみて支持します。