本拠地でのレバンテは前に人を走らせる攻撃的なアプローチをとるため、ファーストプレスの背後にスペースが生まれやすくなります。アスレティック・ビルバオは敵陣深くでボールを奪いたいところですが、決定的なラストパスよりも前線でのポゼッション支配のほうが目立っています。プレッシャーをかいくぐった後に決定機が生まれる展開が予想され、双方がゴールを狙いに行くにつれて試合はよりオープンな打ち合いになっていくはずです。
中盤ではレイがレバンテのアンカーを務める一方、オラサガスティがサイドへ流れることで、相手を次のパスコースから引き出すことができます。これにより、前線の選手たちがアスレティックの高いディフェンスラインを突くルートが生まれます。ベティス、バルセロナ、セビージャを迎えた直近のホームゲームでも、積極的に人数をかけたことで、互いに数多くのチャンスが生まれる乱戦となりました。
対するアスレティックは、レバンテの最初のパスにプレスをかけ、生じたスペースへイニャキ・ウィリアムズ、ナバーロ、あるいはベレンゲルを走らせて逆襲を仕掛けることができます。サンセトとグルセタは欠場し、遠征メンバー入りしたニコのプレー時間も不透明です。それでもナバーロとベレンゲルがいればチャンスメイクのルートは確保されており、一方のレバンテも前節の同点弾を生み出したラトコフとレケナの連係が健在です。
立ち上がりはお互いのビルドアップを窺う展開になりそうですが、時間が経つにつれて裏へ抜けるスペースが広がり、走力を生かせる場面が増えてくるでしょう。両チームの戦術の噛み合わせと、レバンテがホームで見せる積極的な攻撃姿勢を考えれば、ゴールが生まれる可能性は十分にあります。そのため、このレバンテ対アスレティックの一戦はスコアが動く乱打戦になると予想します。