レアル・バリャドリードには、アウェイでの戦績の数字には表れていない勝機があります。UDラス・パルマスは守備陣を危険にさらす位置でボールを失う場面が目立っており、監督自身もプレスの甘さを課題として指摘しています。バリャドリードがコルドバ戦で見せたアルヌとビクトル・ジュニオールを中心とした素早い連携は、まさにこの相手の隙を突くのにうってつけと言えます。
コルドバ戦ではオウンゴールで先制を許したものの、バリャドリードは異なる3人のゴールで逆転勝利を収めました。同点ゴールは鋭いトランジションから生まれ、続く得点でもアルヌのお膳立てからビクトル・ジュニオールがきっちり沈めています。直近のスコアライン以上に、フラン・エスクリバ監督にとって確かな手応えが得られた内容でした。
一方のUDラス・パルマスは主力の再編を余儀なくされています。イニャキ・ゴンサレスが出場停止となっているほか、セルヒオ・ルイスやエンリケ・クレメンテも負傷離脱しており、中盤と守備陣の選択肢が限られている状況です。ルベン・デ・ラ・バレーラ監督は軽率なパスミスやプレスの徹底を求めていますが、バリャドリードの流動的な攻撃の仕掛けは、その両方の弱点を突くのにぴったりです。