FCダラスとコロラド・ラピッズはともに、ボール奪取からペナルティエリア内のレシーバーへダイレクトにつなぐルートを持っています。また、勝利を狙いにいかなければならないコロラドの状況を考えると、先制点が入った後は再びスペースが空きやすくなるはずです。一方、シアトル・サウンダーズ対ロサンゼルスFCは中盤での攻防の質が異なります。シアトルはハイプレスからルスナークへとつなぎますが、LAFCはプレスの背後でソン・フンミンが受けてブアンガを走らせることができます。どちらの試合も、セカンドボールの行方とそれを拾った選手がどう展開するかが勝負の分かれ目になります。
ダラスはコロラドのマークするディフェンダーの裏へジョブやモレノを走らせ、ムサや後方から走り込んでくる選手へ合わせる形を作れます。コロラドもミヌングの配球からアーロンソンやウィテカーがきっちり仕留めており、直近のシカゴ戦でも相手にコロラドの最終ライン裏のスペースを突かれていました。コロラドの離脱組はそのシカゴ戦の時点ですでに不在でした。先制点が生まれた後もチャンスが続くと見ており、ダラス対コロラドは動きのある点の取り合いになると予想しています。
シアトルのルスナークはヒューストン戦で多くのチャンスを演出したものの得点には結びつかず、直近の数試合では守備陣が決定的なセカンドボールの競り合いで後手を踏んでいます。ソン・フンミンとブアンガはLAFCの前戦に出場しましたが、シアトルはイェイマルが引き続き欠場、LAFCは前戦に出場したロングとロリスが新たに離脱となりました。シアトルのヨヴェリッチやモリスへのクロス供給は脅威ですが、LAFCには中央でボールを受けて打開する力と、実際に示してきた追いつくルートがあるため、失点しても跳ね返す術を持っています。そのため、ロサンゼルスFCが少なくとも引き分け以上で終えると見ています。