CFモントリオールとナッシュビルSCの一戦はサイドの攻防が焦点となりそうです。ホームのモントリオールが早い時間帯のカウンターを狙うのに対し、ナッシュビルは相手ペナルティエリア内への進入を繰り返す形を作ろうとするでしょう。コロンバス・クルーはトロントFCを押し込む力がありますが、最初のクリアとセカンドボールへの反応次第で、そのプレッシャーが持続的な点差につながるかが決まります。ニューヨーク・レッドブルズのプレスはインテル・マイアミCF (MLS)を苦しめる可能性がありますが、マイアミはプレスをかいくぐりさえすれば多彩なフィニッシュの形を持っています。どの試合も、序盤の攻防を経た次の時間帯の戦い方が勝敗を分けそうです。
ナッシュビルはエスピノーサやナハルが、失点の目立つモントリオール守備陣に対してムクタルやサリッジへ好配給を供給できます。モントリオールは前節のシアトル戦で先制したものの、プレッシャーに晒されセーブを連発する展開となり、続くカップ戦決勝では10人での延長戦を戦い抜きました。その決勝に出場したオウスは今節新たに欠場者リストに入り、ニールも不在です。一方、直近のMLS公式レポートにおいて、ナッシュビルの主力アタッカー陣に今節特有の欠場情報はありません。リオスやサイドアタッカーの仕掛けからモントリオールにも好機は生まれるでしょうが、配給の継続力とコンディションの良さで勝るナッシュビルのほうが優勢と見ます。ここはナッシュビルの勝利を予想します。
コロンバスは長丁場となったカップ戦決勝で16本のシュートを放ちながら無得点に終わり、メデス、ロドリゲス、そして数人のDF陣は回復に十分な時間がありませんでした。彼らを起点にチャンスを作ることは可能ですが、シンシナティ戦では勝利したものの23本ものシュートを浴びており、リードを奪っても相手の継続的な反撃を許してしまう脆さを見せています。一方のトロントはドルシュやオソリオからコルベアヌやサージェントにつなぐ形があり、終盤にはシャッロイを投入することもできます。直近のニューヨーク戦を欠場したクシュチェヴィッチとラレイアも復帰可能です。その試合で負傷交代したフランクリンの離脱や、ゴミスのレポートによるCBコンビの不安要素はあるものの、追撃のルートとコロンバスの過密日程を考慮すると、接戦に持ち込めるトロント側を支持します。
マイアミは前節アトランタ戦でメッシ、スアレス、ベルテラメがクロスとスルーパスからゴールを生み出し、いずれも長い時間プレーしました。ニューヨークはホールを中心としたプレスとフォルスベリのお膳立てから仕掛けられますが、直近のホームでのトロント戦ではシュート数こそ多かったものの決定機は限られていました。マイアミはシルヴェッティとアジェンデが前節をすでに欠場しており、今回出場停止となったファルコンも途中出場にとどまっていたため、主力の攻撃ラインはしっかりと揃っています。前線の連係が取れたマイアミの決定力なら、ニューヨークのプレスの裏にあるスペースを突き、相手が序盤に仕掛けてくる時間帯にも十分対抗できるはずです。ここはインテル・マイアミの勝利を予想します。