バイエルンの強い押し込みに対し、ドルトムントにはハイプレスをかいくぐる形がすでにあります。ミラノでは、インテルのサイド攻撃が再編された守備陣に向かう一方、ホームのミランにも素早い攻撃の連係があります。どちらの試合も、最初の対応のあとにもう一度厳しい守備を求められる展開になりそうです。
バイエルンのカップ戦ではオリーズとサイバリが互いにアシストを記録し、ケインも十分な休養を経て戻ってきます。ドルトムントはフェールマンの縦パスやギラシの連係、周囲の選手の飛び出しで対抗できます。カップ戦でのコンビネーションからはプレスを抜ける道筋が見えました。一方、バイエルンはフライブルク戦とアーセナル戦の終盤に、相手に再び攻め込まれる場面がありました。
ムシアラとディアスは引き続き欠場ですが、バイエルンは代役を起用してすでにチャンスを作っています。パブロビッチは実戦に復帰し、報道どおりキミッヒもメンバーに戻れば、中盤の選択肢が増える可能性があります。ドルトムントにはギラシ、フェールマン、ヌメチャの連係に加え、予想されるメンバーの中に周囲を走る選手もそろっています。
バイエルンがドルトムントを押し込み、アウェーのドルトムントはプレスをかわした場面を得点につなげようとする展開を予想します。先制された側が前に出れば、さらにチャンスが生まれるはずです。そこで、バイエルン・ミュンヘン対ボルシア・ドルトムントはゴールが多くなると見ています。
インテルはテュラムの裏への動きや低いクロス、相棒となる中央のターゲットを生かして、ミランの守備を横に広げられます。ミランはモドリッチの早い配球、プリシッチの走り込み、ハッチンソンのボール奪取でプレッシャーに対抗してきました。ラビオが以前、中盤とラモスの間を動いた形も、支援の連係として機能していました。
トモリはボローニャ戦で負傷交代したため欠場です。一方、ギラとラビオは先発に戻る可能性が高いと報じられています。モレイラも起用可能ですが、先発するかどうかについては報道が分かれています。インテルはラウタロを欠きますが、テュラムの最近のプレーと起用可能な中盤の選手がそろっており、ボックス内へ攻め込む形はいくつか残っています。
インテルはサイドを使いながら何度もゴール前へ迫り、ミランはウイングバックが戻る前に攻めたいところです。後半に攻撃へ人数をかければ、さらにスペースが生まれる可能性があり、両チームにはセットプレーからの得点もあります。そこで、ACミラン対インテルもゴールが多くなると見ています。