【26-27シーズン スペイン・プリメーラ】レアル・ソシエダ (スペイン) vs ラーヨ・バジェカーノ 分析プレビュー キックオフ:11月9日 00:15(日本時間)
ラーヨ・バジェカーノが前線でボールを奪いに出た瞬間、レアル・ソシエダにはそのプレスの裏へパスを通すチャンスが生まれます。どちらが先に狙いどおりの位置でボールを扱えるかが重要です。
1. 試合概要と両チームの状況
5位のレアル・ソシエダは、強いプレスを受けたレバンテ戦で、ルカ・スチッチの縦パスとエクトル・フォルトの低いクロスからオーリ・オスカルソンが先制点を挙げました。オリンピック・リヨン戦でも、アンデル・バレネチェアのクロスをオスカルソンがヘディングで仕留めています。ペッレグリーノ・マタラッツォ監督は、ラーヨ・バジェカーノの強いプレスと素早い切り替えを警戒していました(EFE通信、11月7日)。レアル・ソシエダは8日間で3試合目を迎えますが、リヨン戦で先発を外れたベニャト・トゥリエンテスと久保建英を起用できます。
守備ではママドゥ・サールが欠場し、ホン・マルティンがイゴール・スベルディアとセンターバックを組むと予想されます(EFE通信、11月7日)。マルティンには十分な出場経験がありますが、リヨン戦の失点場面ではクロスをクリアできませんでした。ミケル・オヤルサバルは扁桃炎で練習を欠席しており、出場は不透明です。欠場となれば、最前線でクロスを仕留めるオスカルソンの役割が大きくなります。マタラッツォ監督は一部選手の疲労を認め、1~2人を入れ替える可能性に言及しました(エル・デスマルケ、11月7日)。
14位のラーヨ・バジェカーノは8日間の休養を取りました。ベナット・サン・ホセ監督はエルチェ戦で0-3と敗れた後、チームを攻撃に出しすぎたと認めつつ、プレスは続けると話しました(バベル、11月6日)。その試合では、ハーフタイムに攻撃の選手を増やした後、68分にカウンターから3失点目を喫しています。アルバロ・ガルシアがハムストリングの負傷で欠場するため、左サイドでボールを運び、ラストパスを送る役割も失われます(フットボールファンタジー、11月5日)。攻撃は、直近3試合で3得点のホルヘ・デ・フルートスと、彼をサポートするアンドレイ・ラティウがいる右サイドに、より集中する可能性があります。直近の対戦2試合は昨季のものなので、両監督が今回どのように試合を進めるかを判断する材料にはしにくいでしょう。
2. マッチアップ分析
最初の焦点は、ラーヨ・バジェカーノの前線からのプレスとレアル・ソシエダの最初のパスです。ラーヨ・バジェカーノが後方でボールを奪えば、短い距離からシュートに持ち込めます。レアル・ソシエダがスベルディアとマルティンを経由してスチッチ、またはトゥリエンテスにパスを通せば、プレスに出た選手たちの背後を突けます。レバンテ戦の先制点は、この形が得点につながった例です。エルチェ戦のようにカウンターを許さないため、サン・ホセ監督はプレスに出る選手と後方に残す選手の数を調整する必要があります。プレスを続けるという発言だけで、同じ人数を前に出すと決めつけることはできません。
次の焦点は、デ・フルートスとラティウによる右サイドの攻撃です。レアル・ソシエダはアスレティック・ビルバオ戦でセルヒオ・ゴメスの背後を突かれて失点し、レバンテ戦ではファーサイドに入ってきたクロスを処理できませんでした。ガルシアを欠くラーヨ・バジェカーノが右サイドに攻撃を集めれば、デ・フルートスとラティウがこの守備に直接仕掛けることになります。一方、ラティウが攻撃参加した後にボールを失えば、レアル・ソシエダはその背後を突けます。
ラーヨ・バジェカーノがプレスをかわした後の攻撃を止めても、レアル・ソシエダにはクロスという手があります。オスカルソンはレバンテ戦、リヨン戦のどちらでも、クロスから得点を決めました。ラーヨ・バジェカーノはマラシュ・クンブラを欠き、フロリアン・ルジューヌとムハイド・サディクがペナルティーエリアを守る見込みです(EFE通信、11月7日)。ラーヨ・バジェカーノが後方に守備の人数を残せばカウンターのスペースは狭まりますが、クロスに合わせるオスカルソンとの競り合いは避けられません。
3. 最終判断と結論
レアル・ソシエダが縦パスとクロスでプレスをかわして先制し、ラーヨ・バジェカーノが追いつくために前へ出てくれば、さらに得点すると見ています。デ・フルートスとラティウがレアル・ソシエダの左サイドを攻め、追い上げのゴールを挙げる可能性もあります。ガルシアの欠場でラーヨ・バジェカーノの左サイドの攻撃力は落ちましたが、右サイドの攻撃は、レアル・ソシエダが最近失点したエリアを突けます(フットボールファンタジー、11月5日・データセンター、11月2日、6日)。
市場では順位の差とラーヨ・バジェカーノのアウェー未勝利を受け、レアル・ソシエダが優位と見られています。勝敗の見立ては同じですが、得点は少なくないと考えます。レアル・ソシエダは直近20試合で無失点が2試合だけでした。ラーヨ・バジェカーノはアウェーでシュートを得点につなげるのに苦しんでいる一方、レアル・マドリードとバルセロナからは得点しています。ただし、サン・ホセ監督がエルチェ戦後にプレスの位置を下げ、前に出す人数を減らせば、レアル・ソシエダが使える守備の背後のスペースも小さくなります。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 試合結果:勝ち — ラーヨ・バジェカーノはプレスを続けると話しており、レアル・ソシエダがプレスをかわして攻める形は今回も機能すると見ています。一方、ラーヨ・バジェカーノの得点ルートはガルシアの欠場で右サイドに集中します。 ハンデ -1:勝ち — レアル・ソシエダが先行すれば、ラーヨ・バジェカーノは攻撃の人数を増やす必要があります。レアル・ソシエダはリード後も攻撃を続け、その背後のスペースから追加点を挙げるでしょう。 オーバー/アンダー 3.5:オーバー — レアル・ソシエダは先行後も攻め続ける一方で失点もしており、ラーヨ・バジェカーノには右サイドから追い上げのゴールを狙う形が残っています。