傑志体育会はプノンペン・クラウン戦でボールを支配することはできても、前回の対戦ではゴール前への進入が正確なフィニッシュにつながる場面はほとんどありませんでした。対するプノンペン・クラウンはその試合で、後方から詰めた選手たちが複数得点を挙げています。もうひとつの再戦カードでは、パトゥム・ユナイテッドが多くの攻撃陣とこぼれ球への素早い反応を生かして、序盤に大埔を圧倒しました。どちらの試合も、最初の突破を許した守備陣がその後の二次攻撃を食い止められるかが勝敗の分かれ目となります。
傑志のエヴェルトンとミンガゾフはサイドから何度も好機を供給できますが、イジャラメンディが出場していたクチン戦で枠内シュートがわずか2本、前回のプノンペン・クラウン戦でも4本にとどまりました。イジャラメンディは復帰の可能性があります。一方のプノンペン・クラウンは、初戦で6本のシュートを放ち枠内は1本のみだったダイアーが不在で遠征に臨むものの、マイラント、サ・ティ、バレス、チャンポリンら他の攻撃陣が得点ルートを確保しています。傑志は立ち上がりからハイプレスを仕掛ける力がありますが、プノンペン・クラウンも試合が落ち着いてからは反撃の手を緩めない強さを見せています。そのため、私はプノンペン・クラウンが互角に持ち込んで踏みとどまると予想します。
パトゥムと大埔の初戦は、正確なシュートが6本飛び交い、立て続けにゴールが生まれる展開となりました。大埔は準備期間が長かったうえ、監督もセットプレーの対応とこぼれ球の回収という課題を把握しています。初戦を欠場したフィリップ・チェンも起用可能と報じられていますが、試合での役割はまだ不透明です。パトゥムはほぼ同じ主軸で臨んだチョンブリー戦で高いポゼッションを保ちながらも、枠内シュートは1本に終わりました。大埔が中央のこぼれ球をよりタイトにケアしてくると見ており、私は大埔が接戦に持ち込んで点差を最小限に抑えると予想します。