USサッスオーロ・カルチョとACFフィオレンティーナはともにワイドから攻め込めるチームですが、直近の試合ではアタッキングサードへの進入の多くが枠を捉えるシュートで終わっていません。また、SLベンフィカはアルヴェルカの5バックに対して陣地を押し込み主導権を握るはずですが、アルヴェルカにも相手のファーストプレッシャーをかいくぐって背後へ飛び出す力があります。どちらの試合も、単純な攻撃回数以上に次の一振りのフィニッシュ精度が鍵を握ります。
フィオレンティーナはヒメネスやマスタントゥオーノがサッスオーロの守備網を広げることができ、サッスオーロ側もサイドからベラルディやラウリエンテがやり返すことができます。ただし、サッスオーロは直近2試合で枠内シュートがそれぞれわずか1本にとどまっており、フィオレンティーナもアタランタ戦で放った26本のシュートのうち枠に飛んだのはわずか4本でした。サッスオーロはラツィオ戦に出場したトルストベットが新たに出場停止となり、フィオレンティーナの守備陣の離脱者は現行の4バックがアタランタと対戦した時点で不在だったメンバーです。両チームともサイドの攻略からチャンスの局面は作れるでしょうが、近直のファーストシュートの質を考えると、精度の高い決定機が連続して生まれるとは考えにくいところです。そのため、私はサッスオーロ対フィオレンティーナの一戦についてはロースコアの展開を支持します。
ベンフィカはバーとプレスティアンニを使ってパヴリディスへボールを供給でき、最初のブロックに阻まれてもセカンドシュートへ持ち込めます。対するアルヴェルカも、攻撃が機能した試合で見せたように、スペンサーやシキーニョがベンフィカの両サイドバックの裏のスペースへ走者を走らせることが可能です。アルヴェルカはアロウカ戦に先発したバセヤが出場停止となりますが、緊急用の交代候補としてボヤンが出場時間を重ねています。ベンフィカの先発級の離脱者も、直近のリーグ戦のラインナップですでに対処済みです。アルヴェルカは格上相手に対しても接戦に持ち込んできており、サイドの起点から単独で反撃できる強みを持っています。そのため、私はアルヴェルカがベンフィカ相手に食らいついて僅差の勝負に持ち込む展開を支持します。