アデレードはパスワークと、相手守備の背後を狙う動きが持ち味です。一方のパトゥムは、重要な中央の連係を立て直しているところです。相手は中央からも両サイドからもペナルティーエリアに攻め込む形を見せています。パトゥムには今も得点力のあるFWグスタフソンがいるだけに、彼にどうボールを届けるかがこの一戦の焦点になります。
タイ・ポー戦では、ユルが右サイドからバーネットにパスを通し、折り返しをアラギッチが決めました。キキアニスも守備の間を通してムニスにボールを送り、グッドウィンとタッラディーラは左サイドで連係しました。こうした多彩な攻めの形に対し、パトゥムの中盤と中央の守備陣は複数の動きに対応する必要があります。最後のタックルだけでなく、パスの出し手にプレッシャーをかけることも重要です。
チャナティップは今節欠場すると報じられており、パトゥムが直近に発表したメンバーにも名前がありませんでした。以前はグスタフソンとの連係からライオン・シティ戦の同点ゴールが生まれています。アンデルセンとグスタフソンはアユタヤ戦に出場しましたが、18本のシュートを放ちながら決定機の質は限られ、相手が長時間10人で戦ったにもかかわらず勝ち切れませんでした。グスタフソンの同点ゴールは、相手が退場する前に決まっています。
キキアニスはバンコクで練習しており、グッドウィンもアデレードが直近に記録した親善試合に出場しました。2人の最近の出場状況からは、グループリーグ初戦で見せたパスや連係の選択肢を引き続き使えると考えられます。リーグ開幕戦の日程変更により、アデレードはこの試合に集中する余裕もあります。
アデレードがパトゥムの守備ブロックを横に揺さぶり、空いたスペースへ走り込む場面と、パトゥムがボールを奪ってグスタフソンを狙う場面が、勝負の鍵になると見ています。多彩な攻めを持つアデレードに対し、パトゥムは中央から前線への供給がまだ確立されていません。この差から、私たちはアデレード・ユナイテッド寄りの予想です。引き分けならベット額が返還される条件で、アデレード・ユナイテッドを選びます。