どちらの試合も、ロースコアの我慢比べになりそうな気配です。ミルウォーキーではディビジョンシリーズ開幕戦が行われ、ミルウォーキー・ブルワーズのサイ・ヤング賞本命投手に、サンディエゴ・パドレスが狙い撃ちでぶつけてきた左腕が立ち向かいます。一方ソウルでは、LGツインズと起亜タイガースが3位争いを繰り広げており、両軍ベンチからは1点刻みの攻防やブルペン勝負を見据えたコメントが出ています。
まずはミルウォーキーから。ジェイコブ・ミシオロウスキーは16勝5敗、防御率1.80と抜群の安定感を誇り、ここ13.1イニング連続で無失点に抑えています。対するサンディエゴ・パドレスはロビー・レイを先発に指名。ミルウォーキー・ブルワーズが右腕よりも左腕を苦手としている(対右はメジャー1位ながら対左は13位)データを受けての抜擢と報じられています。ミルウォーキー・ブルワーズはバイウィークを挟んだためブルペン陣が休養十分なのに対し、サンディエゴ・パドレスもレイの後ろにミラー、モレホン、松井ら強力なリリーフ陣を揃えています。スタメンも両軍ベストメンバーとは言えない布陣になりそうで、限られたイニングの攻防で決着するロースコアの接戦が予想されます。
続いてソウルです。起亜タイガースの指揮官はシリーズ前、この3連戦を短期決戦と位置づけ、最後は1点の重みが勝負を分けるブルペン総力戦になると語っています。直近10試合の平均得点はLGツインズが約3.8点、起亜タイガースが約3.9点。両者の直近10回の直接対決でも8試合が9得点以下で決着しています。4連敗中のLGツインズとしてもビッグイニングを狙うより手堅く1点を取りにくるはずです。
総合すると、両試合ともロースコアから中程度の得点圏に落ち着くアンダー寄りの展開が期待できます。一方は強力な先発と層の厚いブルペンの投げ合い、もう一方はポストシーズン進出へ向けてスモールボールで1点を争う戦いだからです。