スラヴィアのハイプレスに対し、フェネルバフチェSKが最初のパスをどう通すかがこの試合の起点となります。ホームのフェネルバフチェは中盤での素早いボール奪取とサイドへの展開から、スラヴィアのマークの外側のスペースを突くルートを持っています。バクーでは、サバがドルトムントを相手に、長くボールを持たせても立ち上がりに決定機をほとんど作らせない守備を見せました。クリアボールを拾った後のプレー次第で、そのボール保持を逆手にとって相手の最終ラインへ攻め込むチャンスに変えられます。
フェネルバフチェのゲンドゥージとカンテは、マンマーク気味に来るスラヴィアの中盤のプレッシャーにさらされることになります。それでもセメドやワイドのアタッカー陣ならその最初のプレスを剥がしてボールを前へ運べますし、最近の試合では途中出場の選手たちが終盤に試合を決める新たなパターンも確立しつつあります。スラヴィアは直近2試合で先発していたホリーを遠征メンバーから欠いていますが、フェネルバフチェは守備陣の代役たちがすでにアランヤスポル戦で息の合った連携を見せています。実績のあるホームの守備組織に対し、相手の攻撃陣に新たな離脱者が出たというタイミングを考慮し、この試合はフェネルバフチェの勝利を予想します。
サバ・バクーはスラヴィア戦でレピニツァがパリスへ好パスを通しており、セカンドボールの回収から同じようにボールを出せれば、ボルシア・ドルトムントのウイングバックの背後のスペースを突けるはずです。ドルトムントも遠征に連れてきた中盤の選択肢は揃っていますが、立ち上がりに質の高い決定機をほとんど作れなかったボデ戦やウニオン戦の時点で、すでにジャンとコンスタンデリアスを欠いていました。さらに交代枠のオプションだったカレツァスも新たに離脱しています。ドルトムントは後半に押し込む展開を作れるかもしれませんが、サバも後半にゴールを奪う形を見せています。こうした状況を踏まえ、サバが食らいついて接戦に持ち込む展開を予想します。