2試合とも異なる展開が予想されます。オハイオ州で行われる一戦は、ともにチャンスを多く生み出し守備が緩いMLS勢同士の対戦であり、堅いカップ戦というよりは打ち合いのオープンな展開になりそうです。一方、サンパウロで行われる準決勝第2戦は合計スコアの影響を色濃く受けます。一方は構えてカウンターを狙えるのに対し、もう一方は追いかける展開を強いられます。
コロンバス・クルー vs セントルイス・シティ:コロンバスはシュート数が多くセットプレーに強みがあり、データのある9試合で平均約1.7のxG(ゴール期待値)を記録し、失点期待値は約1.3です。セントルイスは7試合で平均約1.8のxG、失点期待値は約1.4で、1試合あたり約16本のシュートを許しています。直近の試合でも両チームの守備陣はそれぞれ23本と27本のシュートを打たれました。コロンバスはサイドバックのカマチョが欠場、セントルイスはダーキン、ヴァレム、ポンペウが不在で中盤が手薄なうえ、ナヴァーロはカップ戦の出場資格がありません。これにより両チームともにスペースが生まれるはずです。タイトルと大陸選手権への出場権がかかっているため、ほぼベストメンバーで臨む可能性が高く、両ゴール前で決定機が生まれるとみてゴールが多く入る展開を予想します。
パルメイラス vs フルミネンセ:パルメイラスは第1戦でポゼッション率わずか30%にとどまりながらも、xGで1.18対0.48と上回り、2-1で勝利しました。データのある9試合でパルメイラスは平均1.9のxGに対し失点期待値は0.9、対するフルミネンセは1.1のxGに対し失点期待値は1.7で、パルメイラスは10試合中7試合で無失点に抑えています。フルミネンセはボールを保持するもののシュート数が少なく、ケネディとアリソンが不在、アラナが出場停止で、カノの出場も不透明です。パルメイラスはリードを守りつつカウンターを仕掛けることができ、そこで1点でも奪えればフルミネンセは前がかりにならざるを得ません。そうした理由から、ホームでパルメイラスが勝利するとみています。