レアル・ソシエダとラーヨ・バジェカーノは休養・リカバリー状況が大きく異なる中で対戦し、サンタ・クララとジル・ヴィセンテはサイドからの仕掛けをめぐる攻防となります。どちらの試合も、先制点が生まれたあとに試合が落ち着くというよりは、再び激しい展開へ移っていくと見ています。焦点は、リードした側が相手の反撃を受ける前に、ボックス内で決定的な2点目を奪えるかどうかです。
ラーヨはソシエダの短い最初のパスにプレスをかけ、シスやラツィウを経由してカメロやデ・フルートスへ配給できます。ソシエダにもオスカルソンへのサイドからのクロスがありますが、サールがリヨン戦で前半を終えて退場し欠場が決まっており、オヤルサバルも体調不良をおしてプレーしていました。一方のラーヨもアルバロ・ガルシアとバレンティンを欠いているため、中央と右サイドの攻め手が最も重要になります。こうした攻防の中で、ラーヨが点差を僅差に保つ展開を支持します。
サンタ・クララはサイドからリベイロやロペスへボールを供給できますが、現在のジル・ヴィセンテの引いた守備ブロックはヴィトーリアに決定機をほとんど与えませんでした。ロマオンは前節の出場時間が短く出場が不透明で、フェレイラはその試合を欠場しました。対するジル・ヴィセンテはエスガイオとブアトゥがヴィトーリア戦をフル出場で終えており、エスピガレスも選択肢として控えています。また、ジル・ヴィセンテがブラガ戦で見せたムリーロを中心とした反撃は、失点後にチームがどのように立て直せるかを示しています。この試合はジル・ヴィセンテが接戦へ持ち込むと見ます。