オリンピア・ミラノ対バレンシアの一戦は、初撃のシュート精度だけでなく、どちらがクリーンなセカンドポゼッションを確保できるかが勝敗の分かれ目になりそうです。バレンシアはバルセロナ戦でしっかりとボールを保持した一方、ミラノのターンオーバー数は直近のユーロリーグと国内リーグの間で大きく乱高下しました。バレンシアがきっちりとボールを扱えば、ミラノはセットディフェンスを相手にスコアを狙わなければならなくなる可能性があります。逆に、ミラノがカントゥ戦で見せたようなミスの少ないボール回しを再現できれば、バレンシアが楽にリセットできる場面は減るはずです。次のシュートに向けて相手により多くの労力を強いることができるのはどちらのチームでしょうか。
過去の対戦データを見ると、バレンシアは敵地で98–94で敗れたバルセロナ戦で、ターンオーバーが5個、アシストが19本でした。一方のミラノは、敵地で84–78で敗れたオリンピアコス戦で18個のターンオーバーを喫したものの、敵地で95–82で勝利したカントゥ戦では7個に抑えています。対戦相手や大会が異なるため、これらのスタッツはこの試合の行方を占う確定的な材料というよりも、この対戦における注目ポイントといえます。